そうた さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
後半から完全オリジナルだけど、それもそれで個人的に好き
当時リアタイで見ていて、懐かしくなったので久しぶりにもう一度見てみました。放送開始から約8年も経つとなると、こちらも成長するので観点が違ってきますね。
結構感動する話が多くて、実際に涙の出るシーンも多々ありました。
京都組の京都弁の発音のまあ違和感のないこと!声優さん方々がほぼそちらの生まれということもあるでしょうが、見ていて面白いです。
ストーリーは進むにつれて結構ドロドロしていきますが、テンポよくギャグを挟んでくれるのであんまり頭は疲れずに見られます。
日常アニメを好んで見る私でも画面にかじりつくほど(笑)
主人公燐と双子の弟、雪男の兄弟愛、養父への想いに涙が出てきます。
アニメの前半はほぼ原作に沿っています(多少台詞などが違うシーンもありますが)が、後半からはほぼアニメオリジナルのストーリーです。
原作を読んでいる私からしても、こういう話があってもいいなあ、というパラレルワールド的な感覚で見ていました。
{netabare}ストーリーの最後の方、雪男が悪魔落ちするシーンでは燐の葛藤や兄として弟を助けたいという気持ち、拙いながらも想いを伝え、そしてサタンに乗っ取られた雪男を言葉のみで目覚めさせるシーンにはもう、ね、ハンカチが手放せません。 {/netabare}
最初の方敵対していた勝呂と燐も、ストーリーが進むに連れて仲を深めていくし、しえみとツンデレ出雲ちゃんも、仲良くなっていったり、柔らかくなっていったり、人との繋がりを改めて思い知らされる作品でもあるのかなあなんて思います。
OP、EDの演出は個人的にすごい好きです。
とくに後半のOPのイントロあたりがすごいかっこよくて何回も見てしまうレベル。やっぱり戦闘系アニメにはロックですね!