tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
血も関係もドロドロ
30分×4巻
人間になりたい純血鬼が鬼切丸という鬼を殺せる刀で悪い鬼を切っていく。
全巻一話完結、主人公が鬼だから時代的なつながりもない、3巻目まで現代だったのに、4巻目でいきなり明治時代になる。
ストーリー自体は結構シビア、主人公以外ほとんどの登場人物が死ぬ話もある。
それなりに良かった、大体この時代のovaってこういう鬼・妖魔系か近未来SF系しかない、個人的好みで言えば後者だけど、こういう作品も嫌いじゃない。
ただこの作品、鬼切丸が主人公だが、4巻目以外鬼切丸視点なのは終盤だけで前半は鬼に憑りつかれた人間や被害者からの視点となっている、だから憑りつかれた人間の葛藤や悩みも描いているので戦闘がメインの他ovaとは一線を画している。
この時代特有のグロとエロもあるから気軽に人に薦められる作品ではないけど、それなりにオススメ、こういう時代のovaに抵抗が無い人ならぜひ見て欲しい。
自分用
1→運がいい女は鬼に取りつかれていて、周りが被害を受ける、鬼たちを操り気に入らない人を皆殺しにしていたが鬼切丸に頼み自分を切ってもらう
2→三人組に襲われた女性から煙が立ち込め全員記憶喪失になった、女性の友人は記憶喪失になった人がつぶやく鬼を調査する、襲われた女性の息子から事情を聞いた鬼切丸は、大嶽丸を退治しに行く
3→鬼がいる神社にお参りをし子供を授かったが5歳までしか生きられないと言われる、何とか娘を守ろうとするが、自分も鬼になり娘を殺してしまう、鬼切丸のおかげで自分の命と引き換えに娘を助ける
4→明治時代、いじめられている使用人に取りついた鬼と使用人と心を通わした鬼切丸、だが結局切っておわり。