pister さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
首都消失とは関係ない
2話までの感想{netabare}
3年前に都市が消滅しただって?
知ってる知ってる。300年後の未来に飛んだんでしょ?黒猫が喋ったり能力使うと対価が必要なんでしょ?
という冗談は置いといてちょっと頑張って細かいツッコミをしてみる。
1話序盤、坊さんスタンド攻撃によりスクーターを止めて後続の車両を止める→ひと休みしてから再びスクーターを走らせる。
これだとスクーターより前を走ってた車両はずっと遠くへ行ってるハズで、暫くはガラガラの道路を疾走できると思ったらすぐに車両があって「?」。
途中で他の道と合流してたってことかな?
でもって依頼主のトラックにスクーターが収容…って、なんじゃこりゃあ!?
これがもし実写作品だったらアクションの見せ場とも言える部分で、決して手を抜いて良い場面ではないと思うのだが。
でもって依頼主から新たな依頼を受け、仕事仲間のギークの元へ行って…って、依頼内容は他言無用じゃないのか。
ギークを危険に巻き込むわけには…みたいなことは無いのね。
でもってギークとの会話を聞いてユキが飛び出して…飛び出した先は封鎖地区のすぐ近く?
タクヤがアッサリ見つけられたのはギークのおかげでいいとして(といいつつ探してる間に暢気にユミコへ電話してるのは何だろう、挟むタイミングおかしくないか?)、その直後いきなり廃墟走り出してちょっと戸惑ったわ。
開放地区(一般人の居住地区)から封鎖地区に入ると途端に整備されてない…のかな?
そういう場合は境界線をちゃんと描くのがお約束だと思うのだが。
でもって再び坊さんスタンドと対決、スクーターがアホみたいに頑丈なのはいいや、ギーク特製の絶対安全スクーターなんでしょう。
でもって坊さんスタンドを退けたと思ったら青髪能力者に阻まれて、その青髪能力者はスズナに後の処理を任せて手ぶらで帰っちゃう。
そしてラスト、ユミコが気絶してるタクヤへ銃口を向けてーの、画面に見せずに銃声だけ鳴らして引き。
2話、ユミコが撃ったのはタクヤではありませ~んからのスタート。
それはいいんだけど、スズナはユミコに後の処理を任せて手ぶらで帰っちゃってたみたい。
てっきりスズナはその場に残って一部始終見届けるハズだと思ってたので、一瞬1話と2話が繋がらなくて混乱した。
スズナがアホ面下げてのこのこ帰るシーン描いてくれよ。
ってかどんな丸投げだよ、青髪能力者かスズナはユキくらい連れて行けよと思うんだが…ユミコは所詮封鎖地区を根城にする探偵崩れでしょ?
なんでそんな下っ端にユキの移送を任せるんだ、ユキは重要人物じゃないのか?ワザと泳がせてる??
軍用ヘリを飛ばせる「謎の組織」が一気にスケールダウンしちゃったような…。
で、タクヤユキユミココウタで封鎖地区脱出を目指して地下鉄路線を通って…そのままロストへは向かわんのね。
でもってユミコが追っ手のスズナに銃口向けられてーの、画面に見せずに銃声だけ鳴らしてAパート終了。
おい、1話最後の引きと同じだぞ…いや、1話で銃向けてたのが今度は向けられる側になったという対比なのかな?
けどBパート、ユミコピンピンしててどうやって避けたんだか不明。
あとはナイフのスタンドとアキラの対決、ユキがアキラを自在に引き出せるようになったという描写かな?
…ふう。
設定がぶっ飛んでる分には構わない(坊さんスタンドは気にしない)のだけど、シーンの繋がりがなんか変。
これでキャラの性格がおかしければ“ロードオブヴァーミリオン”に近づけるのだだが、今のところギリギリ踏み止まってるかな?
ギークにロスト突入依頼を簡単に喋っちゃったり、青髪能力者→スズナ→ユミコへの任務丸投げとか危ういところはあるけど。
あと2話段階ではユキを追ってる方もタクヤを雇った方も組織名が明かされてないので感想書くのが大変だった、チンゴ国禍なりトーワ機構なり早く明かして欲しい。
突っ込みばかりじゃアレなんで誉める点。
他の作品でもあった気がするけど、最近はバイク(スクーター)のノーヘル描写OKになったのね、ジョジョは原作がそうだったので例外としても。
一時期NGだったでしょ、バカボンで皮肉ってたような?
あと「銃口を向けてーの、画面に見せずに銃声だけ鳴らす」って演出の多さが気になってるんだけど、これは“牙”の主人公が気絶する・“コメットルシファー”の高い所から落ちると同様、場面転換のお約束として天丼を狙ってるのかも?
余談・園芸ネタ
OPで出る花はパっと見シュウメイギクっぽい。
え、折角の春アニメなのに秋の花?
似た別の花かなぁ?{/netabare}
3話感想{netabare}
大人の事情でアイドルをねじ込まないといけなかった匂いを感じる。
が、そんなオーダーに対し「主要キャラ3人が共通して知るロストの被害者」ということで話に練り込んだのは悪くないんじゃないかな?
内容自体はタマシイとは何ぞや?に対してのヒント出しかな。
本体は既に死んでるかどうかは不明だけど、後悔や心残りが残留思念みたいになって特殊空間を形成してたっぽい。
始めのうち主要3人は過去に飛ばされた?と勘違いをし、これは自分もそうだと思って「またこの展開?」と乗せられちゃったけど実際はそうではありませんでした、と。
過去に飛んだのではなく、過去を再現した空間に迷い込んでたというトリック(※)。
この展開も上手いんじゃないかな、ループネタは今期だけでもユーノあるしもう見飽きたよって視聴者の気持ちを手玉に取った感じで。
これでエンディングがガッツリ気合の入ったライブシーンだったら更に良かったのだけど、「実はもう死んでるんやで(いや、生死不明だけど)」って中ユアのタマシイが見た幻覚だと思えば切なくて良いんじゃない?
(実際EDのイントロで無人のステージが映ってる、こっちが「現実」ってことだろう)
で、タマシイの無念を解消させて特殊空間を解除して「タマシイって何なのか分かった気がする」+メデタシメデタシで終了…とはならずに最後に1話終盤に出た青髪登場。
どうやらユキの弟らしいのだけど、ユキを連れて行きたいのなら1話の段階でそうしなかったのは何で?とは思ってしまう。
ナズナを訝しんでたシーンあったし、そこら辺絡みかなぁ、ちゃんとやってくれると良いなぁ。
ナズナ自身ユキの能力の覚醒?を確認したらユミコにトドメ刺さずに引き上げた経緯あるし。
※
キャラの勘違いを途中まで事実かのように物語を進めて実はそうではありませんでしたってオチに繋げる展開と、キャラの勘違いの中身がタイムリープだったものとして“ISLAND”に近い気がした。
けどISLANDよりは無茶な話でもなく、何話も引っ張らずにその回の内でネタバラシを済ましたのは好印象。
と、誉めるのはここまで。
実際のところ3話は途中までは悪くなかった、細かい部分で変なところはあったけど(電話が繋がらなくなるタイミングや車輪から空調へのオーバーラップとか)。
ただ最後が…イヤボーンかー。
今回「銃声鳴らして場面転換」が無かったと思ったらそれよりもっとベタベタな引きで吹いた。
今回はユアの思い残しを晴らした回だったけど、まさか残りのメンバーもクローズアップされたりなんか…する?しない?
マネージャーが何か秘密を握ってるようなことも言ってたし、まだアイドル絡みを続けようならちとクドく感じるかも。{/netabare}