たわし(爆豪) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ウテナ以上にアート作品。
一言で言えば、「感性の塊」である。
むしろ、普遍性や論理性を徹底的に無視して、幾原邦彦監督の「感性」のみを全開させている。
「ウテナ」や「ユリグマ嵐」同様に、そこに感受性を受ける人にとってみてすればこれ以上のアート作品はないのだが、
ボタンの掛け違いで感性がすれ違えば一切理解できないという離れ業をやっている。
これだけの企画を動かせるのはやはり監督が幾原邦彦さんだからであり、庵野秀明監督のご友人であり、唯一ライバルと認めるアニメ監督だからだろう。
普通はこういう企画は通せません。