まにわに さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
熱力学
応援する高揚感には覚えがあるので共感できる。
1話: {netabare}柔道で格上の一馬を晴希が応援する足場を組み、くすぶる晴希に一馬が手を差し延べる足場を組んだところに、チアを橋渡しに乗せて安定させる、トランプタワーのような組み立て。親友の柔道は両親のチアにすり替えられるのだが。チアの描写とあいまって、互いに支え合うように見れた。
不安定だから支えるものが欲しくなるのか、痒ませて手を届かせるつくり。{/netabare}
5話: {netabare}声の熱演。
休むか粘るかは両論だが、根性論と言うことで、むしろ直後の故障してでもの行為を誘っている。この焦りを根拠とした掛け違いから、根性がない、覚えが悪い、リズム感がない、そもそも…と続く。
ダメな時というのは大体こんなもので、これを打開するのに応援が力になるというのは納得がいく。
その応援を力とするために晴希が飛ぶ必要があったという話で、チアに飛んだり跳ねたりがある理由にもなっている。{/netabare}
11話: {netabare}バレンタインと応援の相性。あげる気持ちともらう気持ちにも色々あるということで。
晴希が素直に応援できた話。とそのための仕掛け。
姉の勝ちだけでは、応援か根性論的指導かになる。負ければ応援かただの下手な指導かだが。
最後に姉が2人を練習に付き合わせることで、柔道と向き合えたことが勝った理由になり、晴希の態度が応援なのがより明確になる。{/netabare}