退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『幾原』節は、未だ健在っ!!
2019.04.12
「ユリ熊嵐」から4年。忘れかけたら、ふと現れる「幾原邦彦」監督。(笑)
[1話見て]
独特過ぎる映像演出は、相変わらず手を抜いてない「プロらしい仕事」!
舞台は現代日本、「東京・浅草」ではなく「東京・浅草に似ているトコロ」。(笑) なので、街のいたるところに『河童』成分が散りばめてあります。
今回は3人の少年が中心になるようですね。(モチーフは、時代劇「三匹が斬る!」らしいです)
当たり前のように起きる「不条理」に、常人の思考では追いつけず、理解しようと考え始める数コンマ/秒の間に、次から次から次から次から次から次へと展開するテンポ。意味不明ながらも退屈させない奇抜でコミカルな演出の数々。
暗喩、隠喩らしいキーワード(河童・絆・繋がり・欲望・他人に知られたくない『秘密』など)も相変わらず意味深く振りまいており「ナンプレ」みたいに考えて当てはめていくような作風。
でもあまり「謎」過ぎると(頭の悪い・気軽に観てる)視聴者側から飽きられるのが欠点ですが、本作はどうなるでしょう?
幾原作品を評する程のインテリではありませんが、おバカな私でも今回はコミカル色が強く感じられて視聴が楽しいです。
2019.06.30
カッパ一稀「さら~~!」
カッパ悠「さら~~!」
カッパ燕太「さら~~!」
一稀・悠・燕太「さらざんまい!!」
【簡易感想】
全11話 「サッカー(11人選手制)」もキーワードになってるだけに・・・(笑)
現実でありながら虚構。相変わらずの「言葉遊び」と視聴者側に『命題』めいた表現で「考える」より「感じる」事を推しだした美麗アニメでした。 見解も人によって様々でしょう。真面目な方々は議論・考察で湧いたり盛り上がったりしそうですね。(笑) まあ「正解」なんてないのかもしれませんが。
頭の悪い(笑)私は、「カワウソ(概念)」が日本に根ずいた欧米思想の抽象
のように思え、カッパが日本古来の美徳(めいたもの?)のように感じられました。