退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
うゆんっ♡
2019.07.02
ブラック企業勤務の中野玄人(なかの くろと)は、独身の一人住まい。今日も残業で終電帰り。生気のない目にくたびれた背筋、心身ボロボロで何やら目に見えない「黒い澱み」まで体にまとわりつく始末。アパートに戻り、自室の扉を開けたらそこには『ケモ耳・尻尾、巫女装束の幼女』が・・・
仙狐「おかえりなのじゃ。お仕事お疲れ様じゃ。」
中野「え?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『人間観察モニタリング』ですか?」 (ウソです。すみません。)
800歳のキツネの神使(しんし)、仙狐さんが(先祖に縁のある)中野玄人の疲れを癒し、黒い澱みを浄化するため降臨。「普通の生活」を忘れてた玄人が仙狐さんによる身の回りのお世話で癒されていく日常。そしてベルゼブブ嬢以来の「モフリスト」に目覚めた中野。
「妻」兼「母」兼「おばあちゃん(?)」の『母性スキル』で玄人を甘えさせようと奮闘する仙狐さんだが、イイ大人である玄人が幼女体型な仙狐さんに甘えるのは・・・やっぱり「怪しい絵面」になって躊躇してしまうもの。それでもやっぱり観ていて羨ましくもあり、楽しくて可愛らしくて愛おしく、温かくもほっこりとさせられました。(なんじゃソリャ)
コレは社会生活において、常に身近に家族や友人がけっこう居る方々やボッチで酷く世間を見下してる方にとっては退屈でツマラナク思えるかもしれません。
ニーズの対象者としては、
・独身男性ボッチ系。
・ケモ耳、尻尾が好き。
・幼女が好き。(「嗜虐・束縛系」でなく「紳士系」)
・変に騒がず落ち着きがあって分別のある女性が好き。
・母性的な女性が好き。
でしょうが、
・毎日が忙しくて「時間」が取れない方。
・毎日気が張り詰めて落ち着く暇がなく、精神脆弱な方。
にも、良さげな気がします。
お子ちゃまな「シロ」。隣の漫画家・女子大生「高円寺安子(作家名:高円寺ジャスコ)」も交え、あくまで「普通(?)」の生活風景なので、退屈で寝落ちする方もいらっしゃるかもしれませんが、ソレも仙狐さんの『癒し』でしょう。不眠にはもってこいです!(笑)
ED後の「スーパー仙狐さん(シロ様・夜空)タイム」も最初は気恥ずかしかったけど・・・慣れると心地良いものですね。(ひょっとして危なくなってきているのか?)(笑)
仙狐さんの笑顔、子供をあやす(母親のような)優しい労りのある口調と対応。家事・炊事は出来るし、尻尾をモフられると可愛く嬌声をあげる可愛らしさに今期一番に癒しされました。
ああ、(疾しさ無しで)仙狐さんと一緒にお風呂に入りたい!!!!(オヤ、何やら肩に黒いモノが・・・)