芝生まじりの丘 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
手の込んだ道楽
回によって好き嫌いがだいぶ別れるけど、全般的に好き勝手やってる感じが良い。
{netabare}最後なんて因果をやすやすと変えてしまうのだからたまげる{/netabare}
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3話まで視聴時の感想。
{netabare}
ゆっくり見ていくことになりそうなためとりあえず書きたいことを書く。
まず、知れて良かったこのアニメ2019最高金賞を自分の中で受賞することはまず間違いない作品だと言っておきたい。
私はそこまで古参ではないし、アニメ情報を調べる人間でもないので、正しい情報を仕入れられているのか知らないが、少なくとももっと知られてて良いのでは、と思う。
多分その1番の原因が、あらすじだったり、何がテーマの話か、というのがめちゃくちゃだからだろう。
まあ、一言で言えばガイナのおもちゃ箱って感じかな。今のところ。
他の方も言っているが特筆すべきは、1話であり、この一話があるというだけで素晴らしい作品だと言っていい。
逆に感想を見る限りそれを超えることは今後ないのだろうなという予想が立つのは残念だが。
逆に2話は正直非常につまらなかった。1話による期待を斟酌したとしても。本当に語ることがないレベルで。
3話目も次回予告の感じからして同じようなのかな、辛いな、と思ったが3話は良かった。
一話はノスタルジーの話であり、2話以降は、パロディーとやりたい放題の話になる。どちらかといえばフリクリとかに近いか(ガイナやし)。ただこっちはあっちほど"真面目にふざけて"はいない。
自分はどこまで元ネタがわかっているかわからないが、パロディもある種"懐かしさ"というものがテーマと言えるかもしれない。
少なくとも今のところの全体像としては。
1話ー別枠、商店街とノスタルジーの話。
2話以降ー各話舞台を変え、ドラクエ世界、中国格闘の世界、と、各物語の枠組みを変え、そこで遊ぶ。
という感じ。
2話以降は本当にシナリオというものがほとんど存在しない様子。
なぜ2話がつまらなく、3話が面白かったかといえば、2話のテーマが、
{netabare} ドラクエ系世界で、3話が、スペースロボ世界、なのだが、アニメ業界とドラクエ系世界って接点あるようで、ないのに比べて、スペースロボ系は、もうアニメのメッカという感じでそりゃ思い入れも深いだろうよという感じ。{/netabare}
2話以降の見所としては、絵のセンスとあるみの可愛さかな。
ただ、フリクリみたいに隅々まで作りこまれた感じではなく、テンプレデザインとつまらんネタ、というところも結構ある。2話はそれが多かった。まあ本当に遊んだだけという感じだと言えよう。
とにかく"作ってやってるぜ、ベイベ!"という感じがあるのは良いことや。
あと、グレンラガンみたいなロボ出てきて草。さらに共通の元ネタがあるのか知らないけど。
{/netabre}