天啓 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
売りは空戦と戦闘機作画
太平洋戦争当時の日本軍(主に陸軍)戦闘機に小女をパイロットにして
空族と呼ばれる荒くれ集団?や 世界を我が物にしようとする悪党ども
と空戦して戦う(ちょっと西部劇要素をプラス)って感じの作品
まず、陸軍一式戦闘機(隼)が彼女達(寿飛行隊)の愛機
なんで隼? 知名度から言ったら断然ゼロ戦なんだけどね・・
まあ、隼もゼロ戦も性能的にはほぼ同じ(エンジンも同じ栄エンジンだし)
劇中にもゼロ戦は32型、52型は出てくる
21型が出てこなかったのがちょっと残念
ストーリーはともかく 毎回空戦シーンはとても良く出来ていましたね
それと毎回、敵戦闘機に違う機体が出てきて、今回は何が出るのかな?と
楽しみでした。
戦闘機の作画もかなりディテールも詳しく書いてあって興味深かったです
ざっと記憶にあるかぎり登場した機体
雷電(海軍局地戦闘機)、彗星(海軍艦上爆撃機)、飛燕(陸軍三式戦闘機)、紫電改、(海軍局地戦闘機)赤トンボ(練習機)
さらには、幻の戦闘機,振電(11話でイサオが乗ってた先尾翼機)
試験飛行しただけで、終戦を迎えた幻の機体ね
最終話でロケットエンジンに改装されてたけど・・・・あれはちょっとね
とまあ、豪華なラインナップでしたわ
太平洋戦争当時兵器が好きなミリヲタにはたまらなかったんじゃないかな?
ストーリーはね
書くほどの内容じゃなかったな
空戦もね、なんか攻められたから戦うって感じで、何故攻められるのか?
とか、いまいち良く判らんかったし
前半は輸送業務中に荷物を奪おうと空俗族が攻めてくる?
後半はイサオが反イサオ勢力を殲滅しようと攻めてくる?
いずれにせよ、なんかその理屈のバックボーンが弱かったな
あと残念だったのは、空戦シーンは凄くよかったんだけど
撃墜されても死なない
そのため、緊張感がまったくなくなってしまったこと
それと、隼じゃ、いくらパイロットの腕が良くても 紫電改には勝てないでしょ
昔のレシプロ戦闘機が好きなら見てみるといい
二周しようとは思わないけどね