ダビデ さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
何を感じれば良いのだろうか。
シンガポール航空の飛行機に乗った際、機内の視聴ビデオにあったので、視聴。
シンガポール航空の機内っていうことだったので、「この物語はシンガポールの人の視点からはどのような物語に映るのでしょうか?」っていうのが一番の感想でした。
現実世界の現実設定の、史実に沿った物語。
西暦でのカウントと地理的要素と前提の知識が呼応していく物語でした。
生の事実というのは、当然、真実一つしかないのだけれども、その事実を覚知した者の数だけ、事実として存在していくわけで、戦争から何十年も経って、より、一層、真実がどのようなものであるか、無数の解釈が存在していっていて、議論がされたり、対立していると思います。
そのようなことを感じたり、考えずに、ただ単に、あの時代に、ただ幸せに暮らしたかった人が、戦争のせいで、幸せに暮らせなかったという物語という解釈で良いのでしょうかね。