scandalsho さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
最終的に《カバンちゃん~サーバルちゃん》に頼るなら・・・。
第1期は視聴済み。
第1期はドハマりして、”お気に入りの棚”へ直行。
いわゆる、「けもフレ信者」に該当するのかも知れません(笑)。
という訳で、第2期も楽しみにしていたんですけど・・・。
第2期は、『残念な作品』に仕上がっていましたね。
監督交代など”大人の事情”に原因があるみたいですけど・・・。
どうしても、同クールの『ケムリクサ』と比較されてしまうのが、この作品最大の不運(笑)。
この作品の”残念さ”を、より一層際立たせる結果となってしまったような・・・。
【最終的に《カバンちゃん~サーバルちゃん》に頼るなら・・・】
{netabare}『この作品で、一番感動したのは、最終回のラスト、カバンちゃんとサーバルちゃんのシーン』
こういう方、意外と多いんじゃないでしょうか?
かくいう私もそうです。
最終的にカバンちゃんとサーバルちゃんのホットラインに頼るなら、最初から、前回のつづきを作れば良い。
キュルルとカラカルを主役に抜擢したのなら、キュルルとカラカルとサーバルで感動的なシーンを作れば良い。
このどちらも出来ないところが、本作の最大の問題だと思う。{/netabare}
【そもそも、同行者としてカラカルって必要でした?】
{netabare}カラカルが必要だったなと感じたのは、第6話。
カバンに対して『あのさ、もしかしてあんただったの?』
『サーバルがよく話してたの。昔、変なフレンズと旅をしていたんだって』
って話すシーン。
このシーン以外には、カラカルが同行している理由が見つからなかった。
第1期の魅力の一つはカバンちゃんとサーバルの友情だったと思う。
2人きりの冒険だったから。
3人の冒険ってことになると、この部分が薄れてしまう。
結果、感動的なラストシーンが作り出せないという、大きな代償を払ってしまう結果に・・・。{/netabare}
【ケモノはいてもノケモノはいないはずが・・・】
{netabare}第1期。
カバンちゃんとサーバルちゃんは、冒険の先々で様々なフレンズと出会い、そこで、様々な問題を”仲良く”解決していく、そういう物語だった。
ところが第2期になると、冒険先で出会うのはギスギスしているフレンズばかり。
これでは、肝心の「ほのぼのほっこり感」が皆無。
これでは、視聴者は楽しめない。{/netabare}