プクミン さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
受け入れる人がかなり限定されそうな作品
この作品紹介の前に、どういう人に向いてるかをちょっとだけ。
【向いてる】
・警官や自衛隊、一般市民が次々と死ぬのが見たい
・戦って血だらけになる女の子が見たい
・女の子の下着姿を見たい
・拷問されているシーンを見たい
・マジカルスパンキングを見たい
こんな感じですね?
次に早速作品紹介を。
地冥界(ディスアス)の侵攻があったが、精霊界(フェアト)の協力の元、魔法少女なるものが生まれ、何とか侵攻を阻止。最初は11名いた魔法少女も生き残ったのは5名。その5名を『マジカルファイブ』と呼ぶ。
それから3年後、
というところから、物語が進みます。
簡単な内容。
地冥界だの精霊界だのと複雑な設定はありますが一言で表すなら「異世界」です。
そして、3年を経て戦いから退いた主人公『大鳥居 あすか』だったが、身近な人を巻き込みたくないから戦わないと考えていた。しかし、当時一緒に戦っていた『夢源 くるみ』から、大事な人を守りたいなら戦うべきだと言われ、戦線へと復帰。
一体何と戦っているのか?
良く分かりませんけど『非合法に作られた魔法少女』という名の『バベル旅団』という組織と戦う事になります。
この作品ではどうやら、魔法少女は合法じゃないとダメなのかな?謎い!!
以下ネタバレとか何とか色々。
{netabare}
【マジカルファイブ】
[あすか]近接武器での近接戦闘特化。
[くるみ]回復・防御魔法担当で、薬品攻撃が可能。
[ミア]アメリカ人。銃での遠距離攻撃が得意。
[タマラ]ロシア人。火炎放射器のような範囲攻撃が得意。
[ペイペイ]中国人。3年前と外見が変わってしまって、本作品ではあまり活躍が無かった。
【戦争】
バベルの旅団の団長は、戦争をするのが目的っぽいような台詞を言います。
そして非合法に魔法少女を作り出し、しかも地冥界とも関係を持っているので、過去の大戦の化け物をも使ってくる。
化け物は一見、巨大ぬいぐるみですが、魔法少女と同じシールドを展開可能。しかもかなり狂暴です。
一方地球側も、過去の大戦から何もしてなかった訳ではなく、対魔法用の武器や兵の強化を行っており、自衛隊やM班と呼ばれる特殊班も活躍するよ!!
敵を捕虜とし、何を目的としているか吐かせる為に拷問をします。結構します。かなりします。
そして拷問担当は、回復魔法が得意なくるみちゃん。ダメージを与えては回復させる事が可能。
そんなくるみちゃんですが、自分を救ってくれたあすかを女神と崇拝し慕っており、行き過ぎた愛をお持ちのようで素敵だっ!!
沖縄戦では、マジカルファイズの『ミア・サイラス』や『タマラ・ヴォルコワ』という人とも一緒に戦うので、バトルシーンはかなり見応えがありました。
{/netabare}
時々息抜きという感じで、小ネタが入っていますが、特別面白いという訳ではありません。淡々と戦うだけは飽きてしまうからという感じで、入れてきたんだと思います。
なので、バトルと日常のバランスは良く出来ていると思いました。
戦っている人や巻き込まれた人の心理面も上手く表現されているので、苦手意識がなければ楽しめる作品だと思います。
かなり受け入れてくれる人が限定的な作品かなと思いました。
個人的にはかなり楽しめたので、続きが気になります。