tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
作画はチープだけどストーリーは面白い。
引き込まれる内容だった。
ある日、鬼無宿という街に風来坊のようないでたちの男がやってくる、男は荒鬼源三という男を探しに来たのだと言う。
人探しで街にきた主人公が町を二分する勢力鮫島興産と田野倉一派の争いに巻き込まれ、15年前の金塊事件や主人公が何故この街に来たのか徐々に暴かれていく。
全ての話は繋がっているが中盤で一話完結の小話なんかもある。
舞台は鬼無宿という架空の町設定だが、まあ足尾だよな(笑)鬼無宿だけ架空の町になっているが仙台や東京などはそのままになっている。
一応このアニメ、黒澤明の『用心棒』が元になってるらしいけど、元作品のあらすじ読む限りそこまで忠実に再現しているわけではないのかなと、、、時代設定だけが違うならまだしも、話のストーリー構成も少し違う気がする、もう一つ黒澤明作品で『七人の侍』が元になった『サムライ7』の方は時代設定以外結構似てたような?・・・・・でも天主とか出てこないからそうでもないか。
この作品の最大の欠点は絵、特に転換が雑っていうか手抜きっぽい、二人で話す時、話すキャラだけ変えて背景は同じだったり、キャラの寄り絵ばっかだったり、簡単に言えばチープなアドベンチャーゲームみたいな感じ。後、夜や路地裏の時は作画が暗すぎて見えなかったり、キャラ作画がぶれてたりもうめちゃくちゃ、予算どんだけ低かったんだよ!ってツッコミたくなるレベル。