退会済のユーザー さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
星を見上げるはりねずみ
ロシアのアニメーション作家 ユーリー・ノルシュテインさんが1975年に作られた短編映画とのこと。
小さく切り分けた紙を何層かのガラス板の上に重ね置いて動かしていく、という手法で作られています。他にもいろいろな技法を考案してさまざまな効果を出しています。
制作方法について説明してあるサイトを見つけました↓
https://jp.sputniknews.com/infographics/201512291385530/
とても美しい映画です。
はりねずみがいつものようにこぐまに会いに出かける途中、ちょっとの憧れと好奇心から深い霧の中に入り込んでしまい…というお話。{netabare} 霧の中では、大きな影に怯えたり、道に迷ったり、大事な荷物をなくしたり、そして暗い川に落ち込んでしまったり…。
でもいくつかの偶然と思わぬ手助けから、またいつもの世界に戻ってきます。
『こぐまさんと星をかぞえるのは楽しい』
でもはりねずみの目は、もう以前と同じようにはこの世界を見ていません。{/netabare}
冒険はいつも愚かしくジタバタして はた迷惑なものですが
知りたいことに近づきたい気持ちは抑えてもしょうがないですね。
じぶんの魂に導かれ、森へと入っていきましょう。
そうすればいつか、自分も知らなかったなりたい自分になっていける…と思いたいです(^_^;)。
わたしは髪が硬くて多かったので、こどものころ「はりねずみ」って呼ばれたりしてました。なのでとても親近感がわきますww
立ち止まってポケーっと星を見上げるちいさいはりねずみを、サムネに使わせてもらいました (^_^)。