偽ニュー隊長 さんの感想・評価
3.9
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
差別と救いを描く秀作(85点)
全13話+特別編1話
漫画原作。原作未読。
個人的満足点:85点
アニメ系統:鬱系SF(グロ注意)
散々、他の方のレビューでも出ているが、兎に角グロイ。
そして、エロイとまで言われている。
表面上、萌え、グロ、エロと全く持ってけしからんアニメのようではある。
しかしながら、このアニメの本質はそんなところではない。
女性型ミュータント「ディクロニウス」と人間の間での
差別と救いがメインに描かれている。
このテーマの下に各キャラの心情表現がよく出来ており
心に響くものがあった。
残虐なシーンや虐待などのシーンでは胸を締め付けられる。
鬱系が好物な私には非常にあっていた。
そうはいいながらも、惜しい部分も多々。
作画はお世辞にもいいとは言えない。
(作画にこだわらないので問題ないw)
グロがきつすぎて耐性の無い方には全くお勧めできない。
(グロ耐性はあるので問題ない)
シリアスな作りの中に微妙なギャグ。
(重くなりすぎるのを防ぐのにはいいのかも)
ギャップを狙う作りとは思えない作風にマッチしない萌え絵。
(萌え\(^O^)/ ナナ可愛いよナナ)
まあエロの方はエロというより、全裸の女性が頻繁に出てくるって程度のもの。
(もっと脱げ!)
このあたりが勿体無いと感じてしまった。
(本音と建前ってやつです)
兎にも角にも、グロ平気で鬱系が好みって方にはお勧めしたい作品。
と、まあ初の試みでレビューを書いてみたのだけれども
つまり、何が言いたいかというと
「寄生獣」思い出したのはナイショ