たわし(爆豪) さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「実写」併せての感想
実写のディズニー映画「ダンボ」見てきました。
アメリカでも評価が分かれているみたいですが、「美女と野獣」(2017)や今年公開の「アラジン」「ライオンキング」などの実写とは違って、派手なシーンが無く、ティムバートンによるまるで「シザーハンズ」のような異形なものへの愛に満ちた良い意味でも悪い意味でも皮肉が混ざったディズニーの名作アニメ「ダンボ」の実写映画です。
昨年、当たった「グレイテストショーマン」の元ネタの見世物小屋は、実は「ダンボ」も入っており、アメリカでサーカスが流行ったのも「ダンボ」と同じような耳長の象が実際に売り物にされていたみたいです。それがディズニーの耳に入ってアニメ化されたとかで。
1941年のアニメ版のようなコメディチックなシーンがほとんど削除されて、ダンボの内面に焦点を当てているので観ていてすごく奇妙な気分になりました。さすが皮肉屋ティムバートン。(笑)
ラストは時代に合わせての解釈なのでしょうが、中盤のまるで創業したてのディズニーランドの炎上シーンはさすがにやりすぎじゃないかと思いました。。もう少し明るくても良い気がします。
ただ、ダンボはむちゃくちゃ可愛かったです。