「灰と幻想のグリムガル(TVアニメ動画)」

総合得点
87.5
感想・評価
1966
棚に入れた
9456
ランキング
152
★★★★☆ 3.9 (1966)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.8

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ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 - ゴブリンは悪者?

十文字青のライトノベル オーバーラップ文庫から2013年から刊行 イラストは白井鋭利

<主要登場人物>
・ハルヒロ(盗賊):細谷佳正
・マナト(神官): 島﨑信長
・ランタ(暗黒騎士):吉野裕行
・モグゾー(戦士): 落合福嗣
・ユメ(狩人):小松未可子
・シホル(魔法使い):照井春佳
・メリイ(神官):安済知佳

ある日ハルヒロは暗闇で目を覚ます
ここがどこなのか分からない 記憶もない
同じように目覚めた12人の男女と外に出ると「グリムガルのオルタナ」の街並みが広がっていた
現地の騎士に「義勇兵団レッドムーン」事務所へ連れていかれ
所長のブリトニー(安元洋貴)からモンスターを倒し身ぐるみはいでお金を得る義勇兵となるよう告げられる

ハルヒロはレンジ(関智一)が組んだパーティと既存のパーティに入ったキッカワ(浪川大輔)を除いた
残りの人達でパーティを組むことになる
メンバーはリーダー・神官のマナト以下、盗賊のハルヒロ、暗黒騎士のランタ、戦士のモグゾー、狩人のユメ、魔法使いのシホルの6人

義勇兵に必要なスキルは各々ギルドで習得しなければならない
盗賊ギルドでバルバラ( 能登麻美子)から学んだハルヒロと同じように
各々基本スキルをギルドで習得した6名は
マナトをリーダーとしてゴブリン退治から見習い義勇兵をスタートさせる

当初は一匹でも歯が立たなかったが三匹までなら倒せるようになった頃
ホブゴブリンの矢を受けマナトが死んでしまう

目の前で仲間が息絶えたショックは大きいが
物理的にもタンク、ヒーラー、作戦参謀、まとめ役、情報収集さらには炊事まで
パーティのために何役もこなしてくれていたマナトを失った事は大きな損失である
特に代わりにリーダーとなったハルヒロはいろんな場面でマナトと自分を比べ
リーダーの役割を自問する

魔物退治をしなければお金が底をつくため神官のメリイを加え再スタートするが
最初のパーティの仲間3人をデッドスポットに殺され心に傷をおっているメリイは6人と距離をおいているし、
ひどい怪我以外は治癒魔法を施してくれないメリイ(魔力が尽き仲間を助けられなかった経験から力を温存するため)を不信に思う6人との関係はギクシャクしていたが一緒に遠征で戦ううちに打ち解ける

神官を亡くしたハルヒロ達と仲間を救えなかった神官が協力し
それぞれの仇ホブゴブリンとデッドスポットを討伐する

***

シノハラ(高橋広樹)とかムツミ(戸松遥)とか
ハルヒロ達12人の前後にも転生してきた人がいるのですが理由・方法が知りたいです
名前からして日本人だけ?
街のシンボルのような高い塔に秘密があるんでしょうか?
マナトのように死んだ人間は元の世界に戻れる?
それとも死んだ人が転生している?


なぜモンスターと戦わないといけないのか説明不足な気がします
街や家畜を襲うわけではないし廃墟など人の住んでいない場所を
自分たちのテリトリーとしてその中で平和に暮らしているように見えるゴブリンたちを殺して
アクセサリー等の戦利品をお金に換えている義勇兵は単なる盗賊に見えます
中にはデッドスポットのように賞金がかかっているモンスターもいるけど
それだってテリトリーに入らなければ人を襲うようには見えない
グリムガルで生まれ育ったならまだしもハルヒロのような転生組が
疑問を持たないのが不思議です

頼りないハルヒロですが仲間が生きて帰ることを優先するのはよいですね
ハルヒロがデッドスポットから仲間を守るところはかっこよかったです
1話冒頭でぐずぐずだったバーティを観ているので彼らの奮闘を応援したい気持ちもありますが
でもそれって(平和に暮らしてる)ゴブリンを襲うってことなんですよね

「ユメな」「ヤメは」っていうのが耳障りでした
自身を名前で呼んでも恥ずかしくないのは小さい子供だけだと思うのですが。。
言葉を間違えて覚えてたりするので元の世界では子供だったんでしょうか?


個人的に好みだったマナトの早々の離脱は残念

水彩画のように書かれた風景絵がとてもキレイでした

2019.3.25

投稿 : 2019/03/29
閲覧 : 337
サンキュー:

8

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