木村天祐 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
P.A.WORKSっぽい作品だと思います
独特の雰囲気あります。別に面白い作品ではないです。
P.A.WORKSっぽい作品といえば、それなりにアニメ見ている人たちには通じると思う。
内容としては、陰キャっぽい魔法使い?家系の女主人公が、祖母にタイムスリップさせられて、祖母の若い頃の時代で生活して、恋やらなんやかんやあって、元の時代に戻ってくる話です。
恋愛がテーマなので、それが退屈な人には評価が低くなると思います。
「魔法遣いに大切なこと」「よくわかる現代魔法」が類似作品としてあげられていますがかなり違いますね。ぶっちゃけあまり魔法いらないかもしれません。魔法と言っても、魔法砂の比率だけ弄って不思議な現象を起こすだけのものです。主人公のコンプレックスや目の病気に関わっているんですが、本筋は恋の方なので気にしなくてもいいです。あくまで魔法はおまけで、恋愛に関わるツールに過ぎません。恋愛ものとしては「Just Because」とかの方が近いかな。脚本のリアリティはJustが上、雰囲気は色づくが上だと思う。
物語の評価は3.8くらいかな。3.5と4.0しか選べないから3.5にしてます。いつまでもウダウダやってたのと、最後あっけなく元の世界に帰ってきたのはマイナスかな。陰キャ女子っぽいといえば陰キャ女子っぽいんですけど。「中間でウダウダやってる」「最後モヤモヤが残る」P.A.作品そういうの多すぎ。
魔法の扱いも好きではないですね。魔法なくても全然話が通じましたし、魔法というより不思議な現象起こせれば超能力でもなんでもいいみたいな感じはしました。
P.A.WORKS作品の中では、比較的当たり脚本だと思います。
みなさんも見て、ご自分で評価して欲しい作品ですね。