ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
エクス...カリバアアアアアア!!!!
残念ながらエクスカリバーは出てきません
この話は魔法と武器を駆使して戦う魔導士の学校の話
ジャンルは主人公最強・恋愛・微ハーレム
まぁよくあるタイプ。最近増えてきた印象です。今となってはめちゃくちゃありきたりなジャンルの一つとして埋もれてしまいましたが、個人的には嫌いじゃないですよ
良い所を先に書きます
まず。結構戦闘シーンがかっこよかったりする。基本、というとアレですが出てくるほとんどのネームドキャラは剣を用います。故に近接戦闘に魔法が加わる感じ。迫力や臨場感があり、派手な戦闘が好きな方は割と楽しめると思います。
さらにキャラも可愛い。特に{netabare}アリスちゃん。うん。正味他の女の子よりめちゃくちゃ魅力的なキャラ。男とか女とかそういう問題よりアリスちゃんが抱えている人間性{/netabare}が結構好き。私はこのキャラでしたが、他の女の子もきちんと属性があり、私のような豚どもにはいいんじゃないですかね
あと微ハーレムって書きましたが、ヒロインは一人です。そのほかの女の子は全員女友達、みたいな感じですので「俺はハーレムが見たいんだ!!」という方は本作を優先する必要はありません。逆を行ってしまえば「私はハーレムなんかよりまっすぐな愛を求めてるんだ!!」という方は見ても良いかもしれません。
そして曲が良い。非常に良い。OPは酒井ミキオさんの「アイデンティティ」という曲なのですが、これが非常に良い。私この曲CD買ったぐらい好きです。ですので皆さまもOPを飛ばさず是非聞いてください。
さてここまで書きましたが悪い所もあります
物語に焦点を当ててしまうとどうしても薄いと感じます。戦闘学園ものなので仕方のないことなのかもしれませんが何かとあれば一刀修羅で解決しているため、結構単純。口頭で伝えるときに面白くできるか、難しいところ。結局愛が勝つんだなってことですね。
そして正直戦闘シーンが細かいというわけでありません。
先ほど、派手とか迫力とか言いましたが、剣劇はあまりなく、何かと魔法のごり押しだったり一発にすべてをかけたり、とまぁ色々描写の手間を減らす手段。別に逃げだとも怠慢だとも思いませんがそこがちょっと残念。
そしてエクスカリバーが出てこない...いかにも出てきそうな感じなのに(ド偏見)もし原作を読破された方がいらっしゃるなら是非エクスカリバーが存在したかどうか教えてもらえると心が晴れ渡ります
監督は大沼心さん。バカテスの方ですね
シリーズ構成はヤスカワショウゴさん。テラフォーマーズの方ですね
キャラデザは小松原聖さん。初キャラデザだそう
劇伴は中川幸太郎さん。ハヤテのごとくの方ですね
アニメ制作はSILVER LINK.さんとNexusさん。
opは酒井ミキオさんの「アイデンティティ」
edは宝野アリカさん作詞、片倉三起也さんさん編曲、ALI PROJECTさん歌唱の「波羅蜜恋華」
強くなりたいと願った先には何があったのだろう
ということで締めます