ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
Only! Our! RailGun!!!!
二期です
みんな大好きとあるシリーズ外伝、御坂美琴お姉さまが主人公である「とある科学の超電磁砲」の二期、Secondです。
一瞬磁石のNSかなって思いましたが、Nはどこやねんってなって直ぐにSecondだと分かったので実質最初から気付いていたことになりますね((
ここら辺が禁書目録の一期と同じくらいの時空になります。なので結構被るシーンが出てきます。「ああ。知ってる知ってる」と思いながら見てください。ただ、正直ここら辺の美琴ちゃんはあまり好きじゃありません。嫌いにはなりませんが、印象は少し悪くなるかもしれない、という覚悟を持って臨んだほうがおそらくダメージは少ないのでそれをお勧めします。
基本的に一期と同じ感じです
一期が面白いと感じればおそらく本作だって面白いでしょうし、一期が無理なら本作も無理です。多分。
{netabare}
マネーカードを落としまくる脳学者(布束)をきっかけに自分のクローン(妹達)がレベルシックスのために一方通行に虐殺されていることを知った主人公(御坂美琴)は研究所をつぶす際に原子崩し(麦野)と戦闘するも生還。終わったと思った計画が未だ実行されていることを知った主人公は最後の手段である樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の改ざんに失敗し自殺同義の作戦を企てるも正義感だけの青年(上条)に止められ、青年が一方通行を殴る。一件落着後、一行は幼女(フェブリ)と仲良くなるが、なんだかすごいことに巻き込まれているらしいと知る。冥土帰し(ヘブンキャンセラー)のコネによりテレスティーナの接触によりテロ計画が判明するも打つ手なし。友人(婚后光子)のありがたい話により皆(皆)に協力してもらったおかげでテロと最終手段を阻止。フェブリと同じく人工人形であるジャニーを救出し、「ほんと、退屈しないわね」「御坂さんといると!」「...それってどゆことよ!ねえってば!」
まぁ大半がシスターズでしたね。禁書目録のほうでは美琴ちゃんの視点はあまりなく、彼女がどのように事件を受け止め、何をしてきたのか、ということがなかったため、結構楽しみにしてたのですが、ふたを開けてみれば「自己犠牲の美学を履き違えただけの中学生」になってしまい非常に残念です。そりゃ自分のクローンが騙されているうちに作られてしかもそれが知らず知らず虐殺されているなんて聞いても平気な顔が出来る人はあまりいないかもしれません。が、だからと言って他に方法がないから、と言って自殺する人います?そこまで自分のクローンの命に固執する意味も分かりませんし、オリジナルが弱かったとしてもクローンのレベルは変わらないわけだし実験が中止になるはずがないくらい小学生でもわかりそうなものですけど。自分の死に価値があると思ってるのも最高に頭悪いですし、自分の生に価値がないと思ってるのも生きてる者に対する冒涜でしかないように感じました。
熱くなりましたが、その後ちゃんと皆に話したときは素晴らしいと思いました。まぁちょっと素直というか単純というかを感じたのかは黙っときましょう。
そして婚后光子さん。最高にいい人すぎる。湾内さんと泡浮さんもいい人すぎるけど個人的には婚后さんが群を抜いて好き。なんだあの天使。婚后さんを主人公として出して欲しい(無茶ぶり)
{/netabare}