dbman さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ドラゴンボールが!
原作:漫画/ギャグ、パロディ、ハートフル/全13話/アニメーション制作:サンライズ
基本路線はギャグに溢れた作品でありながら、シリアスだったりハートフルだったりとさまざまな要素がふんだんに取り込まれている作品。
この作品のギャグは私にはドストライクで、笑えなかった回がなかったほど楽しませてもらいました。パロディも豊富で、なかでも「ドラゴンボール」のネタが数多く登場。ドラゴンボールネタはそれこそ多数の作品で使われているがこの作品では"笑えるもの”となっておりセンスが感じられました。(基本的にはデスノ、ジョジョなど集英社作品からのパロディが多いが、バキなども)
パロディだけでなく基本的にギャグが面白いので、個人的にはシリアスやハートフル路線は取っ払って、この原作者の純粋なるギャグ作品を見てみたいと思ってしまった。
登場するキャラクターは、主人公の市子(声:花澤香菜)をはじめ、クズや変態などまともと言える人物が少なかったのも私好み。
声優陣もノリノリといった感じで、その演技力も存分に発揮していたように思います。戸松遥さんはわりと苦手な声優さんだったけれど、第9話「あのさあ」の演技が最高すぎて笑いが止まらず評価が一転w この人すげえわw そのほか、ドMキャラ・犬神桃央を演じた下野紘さんもハマり役といった感じで光っていました。(花澤さん、戸松さん、下野さんといえば『かんなぎ』三人衆でもありますなw)
また、松田聖子の娘をこんな扱いでいいのかw といった撫子(声:神田沙也加)の酷すぎる使い方も素敵。
OP&EDもこの作品にピッタリの良曲だったし、存分に楽しませてもらった一作。同原作者のアニメ『双星の陰陽師』の方は、あまり評価が芳しくないようですが、ギャグは面白いとは思うのでそちらも視聴したいと思います。
▼キャスト
桜市子:花澤香菜
紅葉:内山夕実
石蕗恵汰:内山昂輝
龍胆嵐丸:戸松遥
犬神桃央:下野紘
懋琵威:川原慶久
諏訪野菊之進:中博史
山吹:井上喜久子
艶光路撫子:神田沙也加