ニワカオヤジ さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
タイトル詐欺
タイムボカンシリーズは、タイムボカンからイタダキマンまでリアルタイムに見ていた世代です。逆転イッパツマンからシリアス路線になったりしたのも、最初から見ていた世代の成長に合わせていったと思われ、すごくはまってました。
で、本作ですがヤッターマンを見ていた世代には好評のようだったので見たのですが、私には非常に苦痛でした。
ヤッターマンより{netabare}数世代未来の世界で、ドロンボー一味が主人公で悪のヤッターマンを倒す、{/netabare}というテーマはすごく面白そうで、序盤では期待が膨らみました。
が、ガッちゃん、アルが出てきた時点で、{netabare}この二人が本当のヤッターマンになるんやろな、と予想がついてしまいます。この二人とドロンボー一味が最後に戦うならまだ面白かったかもしれないけど、ラスボスはドクロベエで、意外性が皆無。
「ヤッターマンにデコピンをしてやる」のがドロンジョちゃんの目的だったのに、ドクロベエとの戦いでは目立った活躍なし。ヤッターマンの最期の一撃はドクロベエの目に当たるし。せめてオデコに当てろよ!{/netabare}
ドロンジョちゃんが{netabare}可愛いのが唯一の救いでしたが、ガッちゃんが終盤以外はウジウジして鬱陶しかったんで、ドロンジョちゃんがガッちゃんを好きになる理由が意味不明。9歳の少女に恋愛要素とか要らなかったと思います。{/netabare}
最期に、タイムボカン世代として最も許せないところは、
「夜の」ヤッターマンというタイトル。{netabare}お色気路線で行くのかと思ったけど全くそんな要素なし。そもそもタイムボカンシリーズって夕方にやってたのにポロリとか、わりとスケベ要素が多かったのに・・・。
アルか、せめてドロンジョちゃんのポロリもなしに「夜の」を名乗る資格なし!
(9歳の少女に恋愛要素は要らないとか言いながらポロリは要求する矛盾は指摘しないようにお願いします){/netabare}