wp38 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
胃袋を掴むのは大事
『夏目友人帳』繋がりで探してた時に出会った作品。
全26話と約2クール分の話数だったけど長くは感じなかった。
むしろ短いと思ったほど。
ま、それだけのめり込んで視聴出来てたって事かな。
[かくりよ]
妖怪が住む世界をそう呼ぶみたいだけど、「何故に平仮名?」って最初に思った。
[かくりよ]=[隔離世]。何かから隔離された世界。この場合の”何か”とは現世。
つまりは現世とは違うが、繋がりはある別空間の事。
あらすじには[隠世]となってたけど、この考えもあながち間違っていない気がする。
ただ[かくりよ]は{netabare}死者が行き着くあの世とは違う場所みたい。
この二つは本来同じ世界として考えられてるらしいけど、この作品では、
あの世は[常世(とこよ)]と呼ばれ、[かくりよ]とはまた別の世界として扱われてた。{/netabare}
同じ妖怪絡みでも、作品によってそこら辺の考え方が違ってるのは観てて楽しい♬
あと、地獄の沙汰も金次第ってよく言うけど、
この作品においては「妖怪世界もご飯次第」って事なのかなw
だって{netabare}嫌悪感を抱いてた相手が、彼女の作ったご飯を食べたら
次々と掌を返して行き、信頼し合う仲間になってくんだもの。
やっぱどんな世界でも「衣・食・住(+お金)」のどれかで成果を上げられれば
たとえ最初は敵だったとしても仲間として受け入れられるんだなぁって思った。{/netabare}
まぁ架空の物語だからこそ、そういう流れになるんだろうけどね。