こまたち さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
バトルロワイアル系の最高峰
【INTRO】
2011年放送のバトルロワイアル系のアニメーション。
【総評】
2019年現在ではちらほら見かけるバトルロワイアルアニメ。しかし放送時はまだまだ珍しく、興味を惹かれたことを覚えています。一度見た作品をあまり見返すことのない私ですが、この作品は3度視聴し終えました。ヤンデレの代名詞として名高い作品ではありますが、本作の良さはそこだけにあらず。すべての面において高クオリティで、完成された作品と言っても決して過言ではないでしょう。すべての人にとは言えませんが、未視聴のかたにはぜひ視聴を勧めたい作品です。私の中では歴代TOP5に入る屈指の名作となっています。
【高評価ポイント】
・頭脳バトルもののはずではあるが、他作品(=たとえばデスノートや東のエデン、よう実など)と比べてもそこに妙は感じられない。にも関わらず物凄く面白く見られるのが不思議。おそらくその要因はあの独特の空気感にあるのでしょう。一言で表せば”狂気”そのもの。単純明快に申し上げると、ユノの狂気に相当充てられていました。狂気に心を揺さぶられる、そしてそれを面白さと感じるというとてもエキセントリックな体験をしました。ユノのヤンデレ成分は本作の顔であると同時に肝であるとも感じました。
・11thとの決戦から最終回までがかなり熱い。まさかこの作品で涙腺崩壊させられるとは。本作の売りはバトルロワイアルのワクワクorドキドキや、先ほど申し上げた”狂気”だと感じておりましたが、まさかそこに”泣き”の要素も加わってくるなんてね。もう本当に最高の作品です。以上、雑感です。