プクミン さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『orange』というタイトルの意味が分からない
なぜ『orange』(オレンジ)なのか!!
最後まで見ても、orangeっぽさはありません!!
orangeという果物なのか色なのか。
それはさて置き、物語の説明から。
主人公、高宮菜穂の元に未来から手紙が来た。
差出人は10年後の未来の自分。
手紙の内容には、〇月×日にこういう事が起きるが、こうして欲しいというお願い事。
未来にいる人からすれば、そこが人生の分岐点になる事を知っているからわかるだろうけど、現在を生きる人からすると、それが分からない上に「未来から手紙?いたずらだろうか?」と思うのが普通。
ただ、実際にそういう事が起きて、手紙が何通も来るので段々と信憑性が増して行き、どうするか悩む。
次にメインとなるキャラクター達の紹介。
・高宮菜穂:主人公。内気で優柔不断で、何がしたいのか良く分からない。
・成瀬翔:本作品で、未来から手紙が来る事になった原因の人。こんなやつどうでもいいよ。
・須和弘人:主人公の事が好きでありながら、思いやりにあふれる男の中の男。もう全部この人に任せちゃっていいよ。
・村坂あずさ:ノリのいい明るいパン屋の子。
・萩田朔:本作品、唯一の和み。ムードメーカー。君がいなければこの物語はダメになっていただろう。
・茅野貴子:さっぱりした女。
で、何が言いたいかと言うと、主人公と本作品の原因となる青年が、頼り無さすぎる!!
もう未来変えなくていいよっ!!と、途中で思える程にっ!!
でも、面白い内容でした。
絵で好みが分かれそうだけど、内容は良かったし、納得いかなくてもいい!!
こういう話もあるんだよという感じで、緩く見れば楽しめると思います。
OPも素敵だよ。