「ヴァイオレット・エヴァーガーデン(TVアニメ動画)」

総合得点
94.3
感想・評価
2565
棚に入れた
10462
ランキング
6
★★★★★ 4.2 (2565)
物語
4.1
作画
4.5
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

愛とは

一話完結で愛を知らない少女が代筆を通じて感動を届け、自身も愛を知っていく話。ただ、話毎の繋がりがあまりないので、作品としての全体的な印象は薄い。

そうは言っても、いい話だなあと思わされた。中でも、10話が好き。母から娘への愛には涙涙。親子愛に泣いてしまう。

とにかく作画が綺麗。絵のおかげで感動が余計に湧くかも。

OP
Sincerely TRUE
この曲のサビ好きなんだけど、流れた回数が少なかったのは残念。TRUEさんは作品をしっかり知ったうえで曲を作ったとよくわかる。
ED
みちしるべ 茅原実里
この曲の歌声苦手な人いるみたいだけど、自分は物語の情景が思い出されてエモい。
Believe in... 結城アイラ
他にもViolet Snowが挿入歌として流れる。

備忘録
{netabare}
第1話 「愛してる」と自動手記人形
戦争で両腕を失い、義手をつけて入院しているヴァイオレットは、ギルベルト少佐の元での戦線復帰を望んでいた。ホッジンズは彼女を退院させ、ギルベルトの親戚のエヴァーガーデン家に預ける。だがヴァイオレットはこれを拒否。ホッジンズはヴァイオレットを自分が経営する郵便社に住み込みで働かせることにする。そこで自動手記人形の代筆を見たヴァイオレットは、少佐が残した「愛してる」の意味を知るため、同じ仕事がしたいと申し出る。

第2話 「戻ってこない」
ヴァイオレットはカトレアの指導でタイプライターをすぐにマスター。翌日から代筆の見学をするが、カトレアの留守中、依頼をためらうエリカに代わってヴァイオレットが恋文を代筆してしまう。本音だけ書かれた恋文で失恋したと依頼者に怒鳴り込まれ、アイリスはホッジンズにヴァイオレットを辞めさせるよう進言。だがエリカはヴァイオレットを庇い、カトレアはドールの育成講座に通うことを勧める。

第3話 「あなたが、良き自動手記人形になりますように」
自動手記人形育成学校に入ったヴァイオレットは、学課で優秀な成績を修めるが、同じクラスのルクリアの手紙を代筆する授業では、教官から酷評され、落第する。ルクリアから酒浸りの兄スペンサーへの複雑な思いを打ち明けられたヴァイオレットは、ルクリアの感謝の気持ちを短い手紙に綴り、スペンサーに渡す。ルクリアから手紙を見せられた教官はこれを評価し、ヴァイオレットに卒業のブローチを授与する。

第4話 「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」
アイリスは故郷カザリからはじめて出張依頼を受けるが、手を怪我したため、ヴァイオレットと帰郷する。依頼者はアイリスの両親で、依頼は娘の結婚相手を探す誕生パーティの招待状だった。しかしパーティ当日、かつて自分を振ったエイモンを見たアイリスは激怒。その後反省したアイリスは招待客への詫び状をヴァイオレットに依頼。ヴァイオレットはアイリスの両親へ感謝の手紙を書くことを勧める。手紙で両親と和解したアイリスはヴァイオレットとライデンに戻る。

第5話 「人を結ぶ手紙を書くのか?」
ヴァイオレットはドロッセル王国に出張、シャルロッテ王女が政略結婚するダミアン王子とやりとりする公開恋文を代筆する。シャルロッテはダミアンが初恋の相手であることを打ち明け、彼の本当の気持ちが知りたいと話す。ヴァイオレットはダミアンのドールと話をつけ、二人に自筆の恋文のやりとりをさせる。シャルロッテは月下の庭園で待ち合わせたダミアンからプロポーズされる。結婚式の日、ヴァイオレットとダミアンに雇われていたカトレアはライデンに戻る。

第6話 「どこかの星空の下で」
天文台にドールが集められ、大量の写本の作業が始まる。写本係のリオンはドールを嫌っていたが、一緒に組んだヴァイオレットの仕事ぶりに驚く。リオンはヴァイオレットを彗星の観察に誘い、お互いの身の上話をする。作業が終わり天文台を去るヴァイオレットに、リオンは父と同じ文献蒐集の旅に出る決意を語る。

第7話 「 」
ヴァイオレットは酒浸りの戯曲家オスカーの元へ出張、新作の戯曲を代筆する。娘を失った悲しみから立ち直れなかったオスカーは、ヴァイオレットの協力で戯曲を書き上げる。ヴァイオレットは兵士だったころを振り返り、初めて罪悪感にかられる。ライデンに戻ったヴァイオレットはエヴァーガーデン夫人と再会、ギルベルト少佐が既に亡くなっていると知り、ショックを受ける。

第8話
ヴァイオレットはギルベルトの屋敷を訪ねるが、案内されたのは彼の墓だった。4年前、孤児だったヴァイオレットはギルベルトに引きとられ、読み書きや報告書の書き方を教わり、名前を与えられる。ヴァイオレットはギルベルトに強い忠誠心を持つようになり、軍に入ってギルベルトと戦場に赴く。武器として多くの兵士を殺害し、軍の作戦に貢献するが、インテンスの総本部の要塞攻略直後、ヴァイオレットの目の前でギルベルトは銃撃される。

第9話 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
敵軍は撤退する前に総本部を砲撃。この時ヴァイオレットは両腕を失い、少佐は「愛してる」の言葉を残し生死不明になった。ホッジンズは総本部跡地で少佐を探すヴァイオレットを連れ帰る。少佐の死の衝撃と殺戮に手を染めてきた罪悪感にさいなまれるヴァイオレットは部屋に閉じこもってしまうが、アイリスとエリカから励ましの手紙が届く。翌日ヴァイオレットは仕事に復帰。生きていてよいのかとヴァイオレットに問われたホッジンズは、過去は消えないが、自動手記人形としてやってきたことも消えないと励ます。

第10話 「愛する人は ずっと見守っている」
病気の母・クラーラと暮らすアンの元にヴァイオレットがやってくる。アンそっちのけで母の代筆をするヴァイオレットをアンは不審に思うが、徐々にヴァイオレットを慕うようになる。ヴァイオレットが代筆していたのはクラーラの死後、アンの誕生日に届けられる50年分の手紙だった。仕事を終え、郵便社に帰ってきたヴァイオレットはこらえていた涙を溢れさせる。

第11話 「もう、誰も死なせたくない」
内戦が続くメナス基地から代筆依頼があり、ホッジンズは断ろうとするが、ヴァイオレットは現地に赴き、依頼者のエイダンを見つける。瀕死の重傷を負ったエイダンは両親と幼馴染のマリアへの手紙を口述して息絶える。ヴァイオレットからエイダンの手紙を手渡された両親とマリアは、泣きながらヴァイオレットに礼を述べる。それを見たヴァイオレットも涙をこぼす。

第12話
植野千世子池田和美門脇未来池田晶子丸木宣明
ライデンシャフトリヒとガルダリク帝国が和平を結び、条約文書を代筆するカトレアと護衛のベネディクトは大陸縦断鉄道に乗っていた。帰りの飛行機から和平反対派の動きを知ったヴァイオレットは汽車に乗り込む。そこでディートフリートと遭遇し、嫌悪されるが、ヴァイオレットは殺人を拒否。汽車の屋根で和平反対派と格闘し、ディートフリートを銃弾から庇う。

第13話 自動手記人形と「愛してる」
ヴァイオレットは義手を犠牲にして橋に仕掛けられた爆弾をはずし、鉄道破壊は免れる。和平条約は無事調印され平和が戻った。飛行機で空から手紙が飛ばされる航空祭が行われることになり、郵便社の面々もそれぞれ手紙を書く。ヴァイオレットははじめて少佐宛てに手紙を書き、「愛してるが少しわかるのです」と結ぶ。{/netabare}

投稿 : 2019/04/03
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サンキュー:

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