プクミン さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゲームと異世界が繋がったような話?
主人公は、リアルマネーやら時間やら物凄く注ぎ込んだお気に入りゲームをやっていたが、そのゲームがサービス終了になるが、サービス終了までゲームにログインしていようと最後まで残る事にした。
だが、サービス終了時間になってもゲームが終了しない事に疑問に思って運営にコールしようとしたが繋がらず。
更に本来NPCである者が、自我を持っているように思ったり、一体どうなってるのか探ろうとする為に色々行動する事になる。
元NPCの部下に外の状況を探らせたところ、全く見知らぬ場所という報告を受ける。
ログアウトは当然出来ず、自分の姿もゲームプレイ時と同じスケルトン。
危機感を覚えた主人公は、他にもここに来たプレイヤーがいるかも知れないと思い、名前を変え試行錯誤しながら世界を探り、その世界で生きて行く手段を考える。
作中専用用語が多く、覚えきるのは大変だが、その分そのアニメを深く知る事が出来、面白みが増す。
{netabare}
ゲームの世界から異世界に転生した主人公は、プレイヤー時のモモンガと名乗らず、ギルド名『アインズ・ウール・ゴウン』を名前とする。
もし同じギルメンがこの世界に来ているなら、その名前で向こうから接触するだろうと考えての行動。
しかし、ギルメンはおろか他プレイヤーも現れない。
ゲーム時はトッププレイヤーだった事もあり、レベルはMAXの100で、NPC(部下)のレベルも主要キャラはレベル100。
このレベル100がどのぐらい高いかと言うと、生身の人間が冒険者や戦士として鍛錬を積んでたどり着けるレベルが大体30前後。
才能の無い者であれば、レベル20前後が関の山。
つまり、主人公TUEEEEEEEEEEEの物語である。
その世界には、ゲーム世界(ユグドラシル)にはなかった『武技』と呼ばれるスキルがあり、自分の能力を向上させたりするもので、魔法とは異なる。
最初はこの世界の住人の強さを計ろうとするが、予想以上に弱い事に気付く。
次にたまたま何とな~く助けた村で、この世界の事を聞き出したところ、ユグドラシルでの通貨は使えない。
その為、資金稼ぎの為にと冒険者になって依頼をこなそうとするも、その世界の文字が読めない。
そんな困難な状況でありながらも、知恵を張り巡らせ打開していくのも面白い。
更に元NPCの者(部下)からは、自分達を創造した至高の存在と認識されている。
ちなみにギルメン全てを至高の人と認識している。
そんな部下は優秀過ぎるので、体面を保つ為に、支配者らしい振る舞いの練習をしているのがシュール。
部下が主人公アインズに絶対的な忠誠を誓っているのが、この物語のみどころの1つでもある。
言い換えると、部下達はアインズ様の為なら何でもやるという事。
しかも至高の四十一人と呼ばれていた存在も、今やアインズ(モモンガ)のみなので、主人公が居なくなったら元NPC達からすると絶望なので、部下も必死である。
主人公が冒険者として世界を回っていると、トラブルに巻き込まれ、強敵と戦う事になる。
英雄級と呼ばれる、その世界でのトップクラスの強さを持つ者とも対峙するが、圧倒的な強さで勝つ。
あまりにその世界の住人が弱く、一瞬気が緩んだのか、部下任せにしていたところ、シャルティアという階層守護者(ギルドの階層を守るNPCの事)が、何者かに精神支配を受ける。
シャルティアはアンデット扱いなので、本来は精神支配を受けないのに、なぜか支配を受けた事に疑問を持つも、あらゆる精神支配を解除する課金アイテムを使い、シャルティアを元に戻そうとするも失敗。
その理由は、ワールドアイテムだという考えに至る。
ワールドアイテムとは、ゲームのシステムすら変えてしまう程の効果を持つアイテム。
自分がこの世界にきているという事は、他のプレイヤーがこの世界にきていてもおかしくない事を失念していたと自分を責め、シャルティアを元に戻す為に、アインズ自ら一人で戦う事を決意する。
単純な戦闘力だけなら、戦士タイプで自己回復やHP吸収を持つシャルティアが有利。
一方アインズはマジックキャスター(魔法使い)の為、MPが尽きた時点で負けが決定。
しかもアンデットの為、光属性と火属性に弱く、シャルティアとの相性も悪い。
激闘の末、課金アイテムの力で何とか勝利し、シャルティアを葬り去り、ユグドラシル通貨を使用し、シャルティアを復活させる事により、精神支配を解除する事に成功する。
ここで、1期が終わる。
このように、1期目から大きく物事が動き、派手で迫力のあるバトルが繰り広げられ、見ている者を虜にするアニメ。
まだ見ていない人は、2話程度まず見てみる事をオススメします。
{/netabare}