「Kanon カノン[京都アニメーション版](TVアニメ動画)」

総合得点
85.0
感想・評価
1841
棚に入れた
10375
ランキング
258
★★★★☆ 3.9 (1841)
物語
4.0
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

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ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

思い出を忘れ、失われた記憶の物語(ピース)を見つけに行くKeyアニメ

【視聴きっかけ】
最近全然アニメ視聴を怠っているような気がしたので
アニメに勢いが欲しいと思ったので、
今は2月じゃあ、冬に見たくなるようなアニメを
見るかと思いこの作品を視聴しようと思いました。

物語は全く知らないのですが、
keyの始まりというのは知っていたので
前から興味もあったので視聴開始しました。

東映版については、一回検討はしたのですが
dアニメになかったので
「まあ、こっちでいいかw」と終わってしまった。

東映版も見ないとなあとは思う時期に
出来たら視聴をしたいと思います。

【良い点】
見ていて心温まるような日常的
暮らしに癒される作品だと確信しました。

今まで見ていた作品「のんのんびより」
「ゆるキャン△」「ARIA」なども見てきたけど
そのような作品とはまた違った日常で
私が見てきたのは、何というか
女子高生や女の子たちの日常が多く見られた。

女の子たちが毎日を楽しく暮らしているからこそ、
こっちも見ていて幸せになる
という感覚がメインでした

この作品では私のように
日々、学校や仕事へ行くときに
誰かに「いってらっしゃい」や
自分から「行ってきます」の
やり取りがいい感じでした。

keyで日常的な話をしているのは
違和感はあるが、これはこれで
素晴らしい作品だと思っています。

視聴を全て終えて分かったことは
何気ない日常生活とキャラパートごとの
ファンタジーとシリアス要素を組み合わせる
ことでオシャレな街並みの風景や雪の
描写が素晴らしい作品です。

特にあゆちゃんと祐一の二人のトークや
名雪と祐一のほんわかな日常トークなども
なかなかセンスがあり評価します。

勿論感動系でもあるKey作品なので、
ファンタジー要素はあるが、全然内容が
素晴らしい仕上がりになっています。

この作品を触れて思ったのが、今思うと
CharlotteなどがTwitter上では人気は
あるが、これは違う。
Angel Beats!もそうだけど、
終わらせ方がCLANNADみたいな懐かしさがある。

Key特有の最終回が丸めて終わらせてしまった
パターンになったがこれはKeyの特有でもあるかもしれない。
元々ファンタジー要素が入っていたので
意外と平気でした。

【悪い点】
個人的にキャラの登場が早すぎるのに慣れない。
私がおかしいのかもしれないけど
keyでここまで登場人物を多くしているのは
珍しいなあと思いながら視聴してます。

内容が把握出来るかが心配です。

ファンタジー要素が少しあるため、
回想シーンだと思って見ていたけど
実際に物語が動いている。
みたいなことが多々起きました。

キャラのパートが多いところと
少ないところの差別が多少あるので、
バランスが悪い。
そして、少ないところは突然感動シーンとかが
やってきて「あれ?もうこういう感じで感動来るの?」みたいな
感覚がやってきました。
正直早い。要するに内容がもっと濃い物語なんです。
何故東映さんは1クールでやろうとしたw
2クールでも足りない感覚なのに上手く出来たのは、
京都アニメーションさんの実力だと思っています。

【それぞれの話数 初見の感想】
1話 - 3話

うーん。キャラがいろいろと出てきて
少し複雑な感じです。
キャラが曖昧になっていますが、


とりあえず思ったこと
あゆちゃんってまことと、
印象が似すぎていて
あゆちゃん = 死んでいる
まことちゃん = 本当のあゆちゃん
みたいに思ってしまったのは


私が鬱展開も見ているからおかしくなっているのかな。

凄い変な考察が入ってしまってよく分からない状況。
記憶喪失の原因も結構謎。

どうしてみんな記憶が曖昧なのかも謎な設定ですね。
あまり考えないでストーリーを楽しんで見ます。

4話 - 5話
まだまだストーリーに謎があるほうで
少しだけ分かってきているような
分かっていないような感覚。

ストーリーに定評があるということは、
これは後半パートが凄いということなのかな。

考えていると純粋にストーリーが楽しめなくなりそう
なので、ここまでにしておこうかな。

6話
最後の味噌汁のやつやばいなこれ。
思ったんだけど、必要になるというのは
もしかして、記憶が少しずつ飛んで行ってしまって
いる感じなのかな。
徐々に非常識なことばかりやっていないか?
これ最終的にまずい予感しかしない

7話
まことの行動一つ一つがもう恐怖ですね。
まさか猫を普通に道路へぽいはやばいです。
これってやはり記憶が曖昧だからこそ起きるものかも
しれないけど、でもまことってここまでやばかったっけ?
後やはりまことと祐一の二人の時間が少しずつだが
長くなってきてまことが祐一に依存している。

伏線としては猫を道路へ落とす前のあの質問
これはkeyの伏線のポイントなのかもしれない
まことが家に帰宅してからは何か様子が変な感じもしています
何かに反応しているようですね。
全く分からない。

8話
ついにまことのパートが動きましたね。
まさかの人間ではない説が出ましたね。
ということは、中盤で出たあの狐は
親子の可能性もあるのか。

見守っている感じなのかな。
でも、少しずつ人間らしいことが
出来なくなっているまこと。

あ、そういうことか。
7話でのあの質問の経緯が
確かに人間視点ではなく
私たち生きている動物視点だったら
まあ、納得はまだあやふやだけど
そういうことなのかな。

祐一の過去が少しわかってきたけど
まだまだ謎が多いですね。

そろそろkeyお得意の感動パートが
近づいているのでしょうか?

9話 - 10話
まことのラストパート回。
もう人間でなく狐としてなってしまっている。
見ているこっちまで切なくなってしまいます
Kanonでは感動 = 泣くの原因が違うことに気づきました
感動 = 泣くの場面が大きく違って
何故泣く場面なのかがいつもの日常生活から
さようならをする場面なのです

CLANNADのAfterストーリーとは
また違った感動がありそうです
Kanonは本当に見ている分には
癒される作品で、何気ない日常生活を
毎日送っているからこそ泣けるそんな作品
なのではないかと思いました

11話 - 13話
今後からはまた違うパートに入りましたね。
CLANNADやAIRみたいに一人ずつ
ヒロインを攻略していく感じですね。
良くある展開ですが、今ってそういう展開に進む
アニメってあまりないような感じもします。

14話
個人的に今のところ一番の神回。
今まで夜黙っていたことを敢えて何も
言わないことが最後のクライマックスに通じたこと。
この展開になって、Keyらしさがよく分かる。
舞が混乱したところが一番神がかっていました。
大切な友達をなくしてしまう人間的な表情と
祐一が舞を止めるところが一番良い。

15話
個人的には14話の方が好きでした。
こちらもいいけど、14話が一番好きです。

16話
ついに妹のパート。
感動のシーンは次かな。
ちょっと感動パート入れるのが早いような気がする。
もっと3話ぐらい織り込んで来てから
感動パートのほうが泣けるよ

17話
次絶対感動パート来るなあ。
もう舞ちゃんのパートが一番だけど、
これ超えたら素晴らしいなあ。
これを見ると東映アニメーション版をいつかは見たくなるw

18話
最後の演出唐突すぎないか?
まあ、別にあれでもいいけど...
思い出って自分の中で決められる
記憶なんだあっとこの作品から教えて貰えたような気がした。

19話 - 20話
あゆちゃん超絶可愛かったのに...
どうしてこうなるのか(感動)
展開は読めていたようで少し違うみたい。
学校はそもそもあったのだろうか

21話
これは面白くなってきた。
ヒロインのパートって
そのキャラを中心を軸にストーリーの展開をされるが、
まさか2人のヒロインを軸に同時進行して動く感じ。
これは見たことがない。

22話
14話の次に神回。
今までの伏線がここら辺から回収していきますね。
あゆちゃんについてはほぼ当たっていてけど、
全然楽しめたかな。

一番良かったのはあゆちゃんが落ちたときの
真っ暗の状態を見せる演出
あのシーンしっかりと落ちた場所が
把握出来るにしていたのは上手かった

23話
あゆちゃんが、あゆちゃんがああ
最後の願いは何だったんだろうか
こういう考察もあるのがアニメの面白いところでもあるよね。
Keyの作品の中でもトップクラスの出来だわ。
流石最初の作品。
だが、東映版よ。てめえはダメだよw。

24話
今回に関しては終わらせ方がまさにKeyシリーズらしい。
一つ思ったのは車椅子の描写ってここからあったんだ。
Keyだと丸めて終わらせる場合って
どうしても最終回はこうなるんだよね。

投稿 : 2019/03/01
閲覧 : 391
サンキュー:

11

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