プクミン さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ひとりひとりがカッコいい
貧乏で苦しむ村の為に少年タツミ(主人公)とその友人(計3名)は帝国で稼ぎを得ようと向かうが、その時事件に巻き込まれる。
{netabare}
いきなり1話で、友人2名が死に、今の帝国が如何に腐りきっているかが分かります。
その後ナイトレイドという、帝国を打ち破ろうと志す者が集まるレジスタンス的な組織に加入。
タツミの真っ直ぐな性格は、組織に直ぐに溶け込む事が出来、可愛がられる事になる。
しかし帝国との戦いは熾烈を極める。
1000年前に帝国を築いた始皇帝が、帝国を守り抜く為に作りだした『帝具』。
これを使用し戦いを行う。
しかし、帝国との激しい死闘の末、ひとり、またひとりと志半ばに倒れて行き、とうとう兄貴的な立場でもあり、師匠的な立場でもあるブラートまでも死ぬ。
その時、形見としてブラートの帝具をタツミが使用する事になる。
そんな中、帝国最強のエスデスから目を付けられ、自分のものにされそうになったりも。
帝国、ナイトレイド共に戦力は損耗していく中、ついに皇帝自らが帝具を使いナイトレイドを葬ろうとするが、タツミ達の活躍によりこれを撃破。
しかし民を守ろうとしたタツミは、ここで力尽きて死亡。
最後はエスデスとアカメの一気討ちになり、エスデスを倒す。
と、主要キャラのほとんどが死んで行きます。
{/netabare}
ひとりひとり戦う為の理由があり、その為キャラクターのほとんどがとてもカッコ良いです。
ストーリー展開も飽きる事無く、さくさくと次を見たくなる内容でした。
バトルも帝具と呼ばれる道具(装備)によって、それぞれ特殊な力を持った者同士が戦うので(時には複数vs複数)、バトルシーンはとても熱かったです。
作中に出て来るキャラは好感が持ちやすいと思うので、一度はまれば最後まで飽きずに見る事が出来ると思います。
{netabare}
個人的には、「アカメが斬る」というタイトルとは裏腹に、あまりアカメは斬ってない!!
ついでに、あんまり活躍してない!!
むしろ、最終的にタツミと恋仲になるマインちゃんの方がヒロイン枠に相応しいとさえ思っています。
次々に死ぬ味方と敵の中、成長していく主人公も見所の1つ。
マインの危機にタツミが駆け付け、彼女を助けたりする辺りも良いですね。
二人とも死んじゃいますけどね。
でも、ただ死ぬのでは無く、何かを守る為に死ぬというところが、この物語の見所だと思っています。
(逆に、死んでも守りたいという思いの無い人は、生き延びている感じ)
んー…死にすぎ!!
{/netabare}
オススメの作品の1つです。