トムウェイツ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
大人向けアニメの最高傑作
まず始めに
作画の作り込み等から
今作品に対する
京都アニメーションの力の入れようを感じられる作品だと思います。
今作品はタイトルにもあるように大衆向けの作品とは一線を画す大人向けの作品だと感じました。
ストーリーのテーマは「愛してる」を探して..
心を持たない戦闘マシーンであった主人公のヴァイオレットが自動手記人形(ドール)の仕事を通して中佐に言われた「愛してる」の言葉の意味を探す課程でヴァイオレット自身が人々の感情に触れて成長していくストーリーである。
その中で人々の感情に触れて心を持たなかったヴァイオレットが愛を持った人間になっていく姿を描いています。
こんな人に見て欲しい!
仕事が楽しくない
孤独を感じて生きている
ヴァイオレット自身も勤め先のCH郵便社の同僚また依頼人などに支えられながら成長していきます。
この作品を観て改めて感じさせられたことは人の気持ちを考えて最善の行動する、何かをしてあげること、これは難しい事だけどその重要性を改めて感じさせられました
ヴァイオレットはドールの仕事を通して自然とそのスキルを養っていきます。
ローダンセ教官の言葉
「良きドールとは人が話している言葉の中から伝えたい本当の心をすくいあげる」
カトレアさんの言葉
「言葉には裏と表がある口に出した事が全てじゃない人の弱いところね」
「相手を試す事で自分の存在を確認するの裏腹よね」
このような言葉は自分自身染みる言葉でした!
2回3回と観なおして味のあるオススメの作品です!