missing31 さんの感想・評価
1.4
物語 : 2.0
作画 : 1.0
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
まさに「草」アニメ
たつき氏2作目。前作の「けものフレンズ」と同じ手法のアニメ。
トゥーンレンダリングを使ったキャラアニメはもちろん、
基本的な話の構造やロジックも同じである。
つまり
・人が存在しない世界に突然迷い込んだ人間
・その世界の勝手を知っている先住民
が物語の主軸となっている。
・登場人物全員が「天文学級のバカ」
・声優の芝居が糞
・脚本とセリフが糞
・アニメ―ションが糞
・そもそも設定の細かいディティールが全部糞
上記の理由からもう観るに堪えない。
無理やりSFっぽい事やったり、変な伏線張ったりしたら
またネットの無知が祭り上げてくれると思っているのだろうか。
観てるだけで自分の頭が悪くなっていく…いや冗談抜きで。
SF先品の前提として、その世界での決まり事、という部分が根本的にダメ。例えば「男が女に触れたら死ぬ世界」があるとしたら、それを抑える違法薬物、手袋をした夫婦生活、体外受精、故意に触れる事による殺人、などが世界観延長線上になければ話にならず、その中で「触れても死なないイレギュラー」が主人公、といった感じで無ければ成立しえないだろう。この作品はそういった根本的な世界観設定が崩壊しており、ただただ違和感と馬鹿を騙し満足させるだけの為の手法であふれている。
異性に対する好意という感情が無いキャラが突然登場した人物を安易に好きになり「なんだこの感情は…!」みたいな展開とかもう噴飯もの。
心理描写、感情描写、声優の演技など全て糞。ひぐらし初プレイ時「なんだこの糞みてーな絵…」と思ったが我慢してプレイした結果評価は変わった。稚拙な部分や素人臭い部分も沢山あって正直キッツい作品だったが結果「細かい不満はあるが、この作品は素晴らしい」と評価は出来た。
画や手法が糞でも作品の本質を見る努力は常にしている。
個人的には「けものフレンズ」「ケムリクサ」共にその域に到底及ばない。
円盤が売れている!素晴らしい作品だからだ!!といった無知がネットでは大量に居るが間違っている。
もし売れた作品が素晴らしい作品なのであれば、日本の小説で一番売れているのは「世界の中心で愛を叫ぶ」だからセカチューが日本で一番優れた小説という事になる。芥川も夏目漱石も小松左京も太宰も宮部みゆきも乙一も筒井康隆も東野も全てセカチュー以下なのか?違うだろう。