「劇場版「幼女戦記」(アニメ映画)」

総合得点
86.0
感想・評価
478
棚に入れた
2504
ランキング
213
★★★★★ 4.1 (478)
物語
4.0
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.0

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ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

過酷!終わりがないのが終わり、それがターニャ・フォン・デグレチャフの運命 +

  いたるところで、序盤から特にターニャをはじめ、他のキャラも口ずさむセリフがあるです。「何で、こうなったー!」最後の最後まで目立ちまくり、逃れようもないターニャ自身を描いていたです。

 再び見た「幼女戦記」は、劇場スクリーンに鮮烈な光景を映したです。戦闘狂、策略家、ターニャ・フォン・デグレチャフは、幼女の皮をかぶった悪魔としてまたも活躍??したです。{netabare}敵国、空を飛べない人たちをコニーと呼び見下す姿、まさに狂気に満ちたような気がしたです。

 最初から戦果を挙げるターニャは、さらに軍事行動に駆り出されたです。その先々で、ターニャの策略、その巻き添えになる人たちは、とばっちりどころでなかったです。

 TVシリーズ終盤、ターニャが倒した敵の娘、メアリー。ターニャの前に立ちふさがるところは、最大の山場だったです。
 尋常でないメアリーの魔法力、ターニャとの一騎打ち凄かったです。怒りと憎しみに満ち戦うメアリーは、凄まじさを感じたです。戦闘とはいえ、あそこまで我を忘れたような、行動は見るに激しすぎたです。
 R12指定にされたのは、これもあるかもしれないけど、敵国の禿げた丸メガネのおっさんの狂ったような姿、ターニャのコニーをさげすむセリフもそうなのか?とも思うです。

 終盤、ターニャが語る考えも、前世がもともと部下のいるサラリーマンのおっさんだったことも忘れそうな、年相応に思えないものを感じたです。意見や報告、部屋の中にいても部屋にいるとは思えない演出は、真に迫ってたです。
 また、中盤で部下と歌う国歌斉唱?は、どこか様になってたです。最後にターニャが、自分の要望が通ったと安心し喜ぶ姿も印象的です。{/netabare}

 最後の最後でどうなるのか?、戦闘以上にタイトルを象徴するような、出来に劇場版らしさ、このアニメ独特の面白さを見た気がするです。ターニャにとって、「これでいいのか?」だったです。

投稿 : 2019/02/20
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サンキュー:

15

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