ヘラチオ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
普通に楽しめた
2029年3月、総理大臣暗殺事件という戦後最大の事件が発生した。バトーやトグサたち寄せ集めメンバーと捜査を開始する草薙。事件の背後にあったのは、戦後の義体開発の行く末を左右する技術的障害【デッドエンド】をめぐる政治的取引。さらに「洗脳・ゴーストへの侵入・疑似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス【ファイア・スターター】の存在も見え隠れする。そして、事件を捜査する中で掴んだ手がかりは、草薙の秘められた生い立ちにも繋がっていたのだった……。“攻殻機動隊”誕生の瞬間に、世界は震撼する--。というのがあらすじ。
感想がネタバレに繋がってしまう。
{netabare}クルツが総理大臣との秘密会談で爆死したり、草薙素子と同じ姿の奴がいたりとびっくりした。話が進むにつれて遠隔操作義体がよく登場するように。クルツもセクシーなお姉さんの姿は遠隔操作義体で本体はカプセルに入った白髪の少女だとは思いもしなかった。偽草薙素子の中かと思ってた。作品の冒頭で幼少期草薙素子と手を繋いだ少女が元のクルツで、双子が草薙素子をメンテナンスしていた奴ら。なんとも言えない一抹の寂しさが漂う。草薙素子一人が消息を絶って、他のメンバーが勝手に活躍するシーンも嬉しかったし、ラストのほうに草薙素子がビルから飛び降りて光学迷彩で姿を消すお約束を入れてくれたのは嬉しい。やっぱり国が謀略に関与するんだねえ。花見するのを桜を監視する仕事だとか言う草薙素子節が炸裂。{/netabare}
この作品を見る上で単体でも楽しめたが、ARISEを全部見たほうがより楽しめるとは思う。
まだうごく 坂本真綾、コーネリアス
独特なメロディが癖になる。