Xanadu さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
中途半端なストーリーと腐女子を意識したキャラの掛け合い
妖怪物好きなので頑張って26話観たけどきついです。
作業の傍らBGM替わりに流し観してたからなんとか観れました。
学校での人間関係5割、アパートでの不思議ネタ3割、るり子さんの飯テロ2割
ほのぼの日常系と思いきや、中途半端に異能トラブルシュート物になり学内の不和を解決するのがメインで期待していた展開と大きくずれてました。
感情表現が希薄でコミュ力がない現代人と人生経験豊富で個性的なアパート住人との対比を全話通して小出しに見せてきますが、無駄に時間を割いてなにを見せたかったのか伝わらない。
食堂のるり子さん、玄関で挨拶する見えない女性、貞子みたいな人、鬼ヤクザ、大家さん、アパート外だと後見人一家、親友一家など面白い素材は沢山いるので、それぞれフォーカスして1,2話ストーリー割り当てて人物を掘り下げてればたぶん面白かった。
残念ながら作者にとってそっちはただのガヤで、寮で同室の先輩とか先生とか転校生とかバイト先とかどうでも良い連中に時間を費やしてます。
妖怪という特殊環境を取り入れて主人公の成長、主人公を取り巻く環境の変化、人の業などを描きたければホリックや夏目友人帳のように基本1話完結型にして少しずつ成長してる様を見せればいい。
無駄に腐女子意識してゲイ臭い絡みもきつかったです。
確かに腐女子ビジネスは儲かるけど、半端に組み込んだら腐女子囲えずに一般客まで取りこぼす悲惨な結果になると思います。
アニメ制作の規格で「萌」「腐」とかタイトルの頭にタグ付けを義務化すればいいと思う。