元毛玉 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
いつか僕ら太陽に向かう花になれ
事前情報はロボものってのと友人から強くオススメされたぐらいで
視聴してます。
お話のざっくり概要
1話で語られるけど、公式で触れてないので囲みます。
{netabare}
王国と帝国で二分されていて、戦争をしているお話。
王女様であるユウキだけが戦争をしている事を知らず…
新型兵器を投入して戦況の挽回を図る王国側
大軍をもってして王国の資源をすべて奪おうとする帝国側
{/netabare}
ってな感じ
3話まで見て、確かに面白いですね。
OP映像が微妙にネタバレっぽいのがちょっとw
作画も丁寧で話も今後の展開が凄く気になります。
1話冒頭の雰囲気とは打って変わって、人間関係も複雑化しそうだし
どうなっていくのか楽しみです!
2019.03.31 見終わって
序盤の入りが良かったから期待しすぎたのか評価はだだ下がりでした…
色々とやろうとして全方向に中途半端になった感じ
テーマは分かります。
逆にわかりすぎるから、さっさとそこに到達してその後の展開を見せるとか
もしくは色々と広げないでシンプルにそこをしっかり描くとか
やりようはあったように思いました。
でも、一番ダメな所はキャラだと思います。
{netabare}
恐らく物語の大筋のプロットから入った作品で、
プロットありきでキャラがあてこまれたように思います。
その為か、キャラが薄いです。
正直な話、プロットありきから当てはめたキャラでも
キャラを本当に作りこめば、キャラがストーリーを動かす(変更を余儀なくされる)
ぐらいの力がある作品は名作になってると思います。
この作品はあくまでプロットの為に用意されたキャラでしかなかった…
どのキャラが死んでもまったく悲しくならないのです。
そこで死ぬようにお話で定められてるだけな感じがしました。
あと、両方のメインである二人がどちらも受動的なタイプなのも良くなかった
ユウキもステラも物語を動かすタイプじゃなくて
物語に動かされるタイプのでより一層感情移入しにくくて
言動がぺらくしか感じられなかったです。
キャラクターの芯みたいなのが感じられないキャラクター達でした。
{/netabare}
その他
{netabare}
割と作画崩壊も多かったです。
話に関しては冒頭でも触れましたけど
早めに停戦の過程に入って、憎しみ合いながらも少しずつ赦していくとか
ユウキとステラの話に特化させる(又はどちらかサイドのみに絞る)方がマシだったと思います。
イザナ周辺や孤児院関連の話もいらないと思います。
「ほら、良く知った後でそのキャラ死ぬと悲しいでしょ?」
って作り手側の考えが透けて見えました。全く悲しくなかったですよ?
ぶっちゃけ今の出来だと、ロボット入れた意味すらないです。
(戦闘もメインストーリーの肝では無かったので)
色々と要素をぶっこんで全方向に中途半端になった稀有な例かと。
ネタとか笑いに昇華できる部分も少なく、ただただ感情移入ができない作品でした。
{/netabare}
一応、完走しましたけど、あんまりオススメはできないかなぁ…
6話で完結させるように話を組み立てた方が良かったかも。
あ、OPの曲は素晴らしいです。ヴァイオリンとBメロが特に良いです!