ninin さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゴブリンどもは皆殺しだ。
原作未読 全12話
魔物を退治する冒険者がいる世界、他の冒険者に軽い扱いをされているゴブリンのみを倒す戦士ゴブリンスレイヤーと行動を共にする新米の女神官を中心にゴブリンとの戦いを描いた作品です。
ゴブリンに色々な種類や習性があるのを知りました。
全身を動きやすい鎧を纏い他者を寄せ付けない寡黙な主人公には、エルフ・ドワーフ・リザートマンなど、にぎやかなサブキャラが多く出てきます。
そしてこの作品のキャラには名前が出てこないので、牛飼娘や妖精弓手、槍使い、鉱人道士、槍使い、魔女などとEDロールに書かれていました。
「小鬼殺し」「オルクボルグ」「かみきり丸」など、何故かゴブリンスレイヤーには別の呼び名がたくさんありますねw
大魔法や大きな技を使ったダイナミックな戦い方ではありません。ゴブリンの習性を利用して小技の利く戦いがよりリアルに思えてしまいます。
また、結構ピンチな場面が多いです。チームワークで戦いますが、ゴブリンスレイヤーが超絶した強さの存在ではないことが分かります。
ゴブリンとの戦いに始まりゴブリンとの戦いで終わる、戦いと戦いの間にブレイクタイム的なこともありますが、終始ゴブリンと向き合ったお話でした。
凄惨なシーンが多いので、観るときはご注意くださいね。
OPはMiliさん、EDはそらるさんが歌っています。
最後に、敵がゴブリンでゴブリンスレイヤーと聞くと「灰と幻想のグリムガル」を思い出します。こちらもリアルな場面が描かれており背景が幻想的で結構好きな作品です。