dbman さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ありがちだけど面白い
原作:漫画/サスペンス/全12話/アニメーション制作:CloverWorks/
物語は序盤から早々に引き込まれ、各話があっという間に過ぎ去ってしまうほど面白いものとなっていました。流石に週刊少年ジャンプで連載中にして累計発行部数は870万部以上という人気作。
しかしながら、どこかで見たことのあるような設定や展開。あまりにも自分のオツムがポンコツすぎて原作を読んだことがあるのか、ないのかまったく思い出せない始末。どちらにしても現時点までの設定はありがちなものではあるけれど、純粋に楽しめたのでヨシとしておこう。
{netabare}まだまだ序盤なので、メインとなる子供側の登場人物に感情移入だったり魅力を感じるようなキャラクターはいないけれど、当面は物語の最大の敵となりそうなママ。人道を外れている彼女が垣間見せる不気味な笑みは恐ロシアすぎてインパクト大。そんなママの補佐役として登場したシスター・クローネもなかなかに気味が悪いキャラだし、この大人たちをどう攻略して脱走するのか楽しみだ。
ちなみにメインキャラのうち二人は男の子キャラだけれど、ノーマン(声:内田真礼)、レイ(声:伊瀬茉莉也)と女性声優だったのねw 少年なので女性が演じることは珍しいことではないけれど、後から知ってちょっと驚いてしまった。真礼ちゃんなんか『非公認戦隊アキバレンジャー』から知っており、彼女が出演している数多くの作品を観てきたにも関わらず、いまだに声の聴きわけができまてんw
こういった脱獄要素やサイコスリラー的な雰囲気のあるサスペンスものがもれなく大好きな私としては、ジャンルが近いこちらの『約束のネバーランド』も大好物な部類。一応はアニメを視聴し続けるつもりではあるけれど、我慢出来ずに原作の方に手を伸ばしてしまいそう。
▼全12話視聴(4/05追記)
結局、我慢出来ずに原作コミックスを読んでしまったので、第9話くらいから惰性での視聴になってしまったが、概ね楽しむことが出来た作品。物語としてはいい区切りで終わったように思います。
そして続編となる第2期が2020年より放送予定のネバラン。正直、これ以降コミックスを既読した感じ、お世辞にも面白いとは言えない展開となっていくので続編を視聴することはないかもしれません。ただあくまでこの第一期だけを評価するならば面白い作品だったことは間違いありません。
▼キャスト
エマ:諸星すみれ
ノーマン:内田真礼
レイ:伊瀬茉莉也
イザベラ:甲斐田裕子
クローネ:藤田奈央
ドン:植木慎英
ギルダ:Lynn
フィル:河野ひより
ナット:石上静香
アンナ:茅野愛衣{/netabare}