ジャスティン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
自分たちが置かれた環境に抗い、戦略を重ねあうことで生まれる成長物語
●視聴きっかけ
何やら今期のアニメで一番盛り上がっていることを噂で聞いて、
偶には今期のアニメを増やしてみようと思ったのがきっかけです。
原作も見ていないし、PVすら見ていない状況で見始めました。
いつものことなんですけどね。
●評価ポイント
【良い点】
今回は完全にストーリーがとても魅力の作品と言えます。
原作はなんと少年ジャンプという異質作品とも言えるでしょうか?
少年ジャンプの本気を見たようにも感じます。
そして主人公が女というのも珍しい。
珍しいばかりの作品で、それだけで凄いことになっていますが、
ストーリー展開が完璧に出来ている。
伏線の貼り方がとても上手いように見えます。
私はアニメの視聴する場合は、何も考えないようにして
思考停止して視聴していることも、
伏線をスルーしてしまうことも
あるのですが、ここまで少し気になる場所があったりもしてます。
本当は考えたくはない派なので、
あまり考察すると純粋にアニメが楽しめなくなるので。
今回1話は日常パートだけでしたが、
これはなんというべきか「進撃の巨人」と何か似ている
性質をしているようにも見えます。
箇所でいうと、GF孤児院と壁の共通点や
人が餌のようにされていること。
謎が謎を呼ぶぐらいな全然分からないストーリー展開
敵が傍にいるのではないか?聞かれているのではないか?と
ついつい気になってしまいます。
敵(巨人)が怖いなかで、人間たちはどうするべきか
壁を壊すにはどうするべきかを必死に考えるのが
進撃の巨人でした。
まさにこの作品も似ている性質があり、
敵に見つからないようにどうするべきか?
敵以外に何が必要か?脱出手段はどう行うのか?など
この作品は「戦略」が大切な作品です。
そのことをもう既にアニメの中でも
そのポイント言っている時点で視聴者は
このアニメのどこに注目するべきなのか?かが
アニメの通して分かることで、
どこを見て欲しい部分なのかを自在に
コントロールしている(されている)ことは
この作品も素晴らしいところでしょう。
【悪い点】
今回の問題になったのは裏切り行為が多いこと。
これはどうしても避けらない要素なのですが、
ネバランの場合を全く予想できないストーリーを
作るのがコンセプト的になっているけど、
実際には裏切り行為がほとんどであること
それは1話からあった、そして最終回までがほとんど
物語とかを考察しながら考える人は
「こういう展開くるだろうな」と予想が勝手に浮かんでしまう
それを「その逆の展開だから...こうなりそう」みたいに
逆の展開が多すぎて、良かったと思えたことも
一瞬で吹き飛んでしまう
「上手くいった」というセリフがあっても
「いや、実際にはこれはまずいパターン」じゃないか?
と変化させてしまう
また原作がジャンプなので、結局はジャンプの中での
規制に抗うことが出来ないのが非常に勿体無い作品だと思いました
でも、今回2期も決まって嬉しいので期待して待っています
●感想
1話
まずは衝撃しかなかった。
日常パートはもはやこれまでみたいな感じ。
最近のアニメって日常的なパート = 死に近い
ような描写が多くなるアニメ増えましたよね。
というか日常パートだけならまず、ストーリーが
ないから日常系アニメになってしまいますね。
伏線がだいぶ多いような感じはしますが、
1クールでまとめることが果たして出来るのか?
2話
良かった。取り敢えず3人でなんとかなるのかな。
っと思ったときに敵が増えるのかよ。
そして、GPS的なやつもあるとかこれは流石にやばい。
先が気になりすぎてもうリアタイ視聴までしたい気分。
本当に視聴して良かったと思いました。
3話
子供たちがこんなにも頑張っているのに報われない物語
とかになったら完全に鬱ものになりそうだよね。
そういえば、ママは何故あの敵の軍団から
信用されているのだろうか。
そろそろ考えることが増えていく傾向があるので
自分の考えを思考停止して見てないとやばそうだ。
4話
まさかのスパイはレイだったのか。
え!?どうしてなの???
何も考えないで見るので、
いつも衝撃を受けてしまう。
この作品は考察する方が楽しいかもしれないかな。
5話
レイは良かった。ある意味味方だったのね。
レイが本当の敵だったらやばすぎでしたね。
今思ったけど、レイが言っていた
外部からの報酬に1話か2話で見た
勉強本とかもそういう感じだったのかな。
レイはいつから真実を知っていることに
なっているのだろうか?
次回も普通に楽しみです。
1クール分終了したら久々に原作を買おうかな
ちょっと楽しみが欠けるのが嫌だが
2期はなかなか展開としてはなさそうなイメージ
6話
もう6話かあと思いながら視聴していました。
ママに完全に気づかれてしまいましたね。
ドンとギルダにも本当の内容が伝わり
これでついに5人集結という感じですね。
ラストは予想していましたが、
みんなはどうするんだろうか...
レイはママに鍵バレたこと知らないからな
レイの対応大丈夫か心配です
7話
クローネが仕掛けてきましたね。
いつかは手を組むのではないかと
疑ってはいました。
前回の話で、一番最後のパートで
5人が外で話していたときに
誰かに見られていた感じだったのは
クローネ視点だったからですね。
(気づくの遅いw)
クローネの情報は役に立つようで
ノーマンは利用するらしいね。
でも、発信機がどこにあるかの話になった
ときに、衝撃でした。
クローネはノーマンたちの話を聞いていたのか
それとも揺さぶっているのかがいまだに
よく分からない存在になっている。
クローネもいろいろと事情がありそうですね。
正直クローネのこの性格が好きです。
そして、ラストはどうなるのか。
8話
クローネ何故やられたんだ
クローネの過去も頑張ったんだなあ
でもそこまで幼少期について語っていないから
感動してくださいとまではいかなかったです
9話
まさかの崖か。
これなら確かに門の見張りでいいよな
ノーマンが終わるわけないよね
クローネが最後に託したメモは何が書いてあるんだろう
そもそもよくクローネ出荷の予想立てられたね
どんどん死ぬだけは勘弁だよ
進撃みたいにどんどんいなくなると
結構面白みがなくなるから。
まほいくとかはあれはあれで良かったけどw
10話 - 11話
ノーマンの出荷日が迫り
なんとか脱獄の成功を祈ろうとするけど
まさかの崖...どうしようもないぐらいに距離が離れている
相変わらず容赦がなかった感じで前回終わったけど
ノーマンが話したときのイザベラの表情や
クローネが託したものが謎ではあったけど
11話での伏線回収は見事でした
ネバランが一番面白く感じた11話でした
今までの謎が明かされていくこの感じ
ジャンプらしいのかもしれないけど
正直これはこれで凄い演出だと思いました
ただ、レイが放火して(本当はエマのところ)シーンの後の
BGMは正直に言って合っていないような気がした
これはカッコイイBGMにするのではなく
シリアス展開とかに持ち込んでほしかった
BGMが明らかに演出の邪魔をしている感じにも見えた
そこだけは11話の惜しいところ
イザベラの表情が本気モードになった感じや
エマやレイの表情など今回は「本当の自分」の表情に
近い演出が多くあり、ついに物語が動く感じが
素晴らしいかったです
ここまで「あ、終わった」みたいな感じで終了していたけど
今回の11話に関しては「え!?」って感じで
続きが見たくなる衝動が抑えきれないかったです
もうこれは最終回期待です
12話
フィルは次の世代へ送るこむために自ら残ってくれるのか...
脱獄ついに成功?でいいのかな。
イザベラもやはり子供の時に分かってはいたのか、
でもどうしようもないと決めつけて終わったのか。
2期もあるらしいので楽しみです。
楽しい1クールでした