ダークフレイムマスオ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
節目で王道作品レビューすると宣言したのでそろそろまとも(?)なレビュー書いてみようか、今回は初心にもどりレビューしてみよう一興、戯言でもええわ。ささった作品は何か伝えたい
今回は数作品の作品ネタバレとダスオ節出しまくりですので迂闊に御覧なさった方にはあらかじめレビュー読まないことをお勧めします!(真面目に書こう!お約束のフリですw)ちなみに2期、劇場版もまとめてのレビューです。周回は当然忘却ですw。
平成が終わりを告げる鐘が鳴るのももうすぐです。近未来を描く作品ですがこれから直近に起る現代社会、いや、既に片鱗が出てる社会を痛烈に風刺してると捉えるのが個人的な見方になってます。
元号自体は日本だけになってしまいましたがこれから私たちは何に向進する社会になるのでしょうか?不惑という年齢を経過したにもかかわらず未だに変化に追随してない感があります。
昨年末に「終物語」で相当長いレビューしました。リーハイを引き合いに出させてもらいましたが、この作品の主人公も己の信念を元に行動する点ではドラマのヒロイン(黛真知子)とクロスオーバーしてます。が、こちらは朝ドラヒロインなどと揶揄される要素は皆無です。むしろ
「君は神か?」
と思えます。これは誇張表現ではなく素直にそう思います。
サイコって何でしょうね?善良って何でしょうね?問いがずっと続きます。ストーリーの表層では罪を犯してる犯罪者がサイコパスということになります。表現的には猟奇的であり残虐でもあります
が、視聴してるとこの作品の世界自体がサイコパスだと思います。根幹からして違うというのは世界自体が間違っているのが作品テーマと思います。悪の感情を持たざる精神、法を犯さず生活を送るのがこの世界の日本における善良です。機械でカウンター越しにそれを測定されます。数値が異常ならこの世界では潜在的犯罪者や犯罪者になります。排除対象もしくは強制治療対象です。それ以外で残ったものが社会を形成する理想郷です。
素晴らしい!人生という自由選択を放棄し、何かに導かれるまま一生を終える。何かを変える意思ももたず人生というストーリーを演じる。(ん?これって下セカレビューでも言ったような気が。おっさんだから許して~w)
この世界の一般人はレールガンSの御坂妹です(救済前の)生まれたばかりの彼女等は刷り込みにより自分は実験動物と思いその意味を正しく理解しており単に言うならロールプレイングゲームのNPCです。(未視聴の方いたらすいませぬ。)
転換しましょう。悪を裁く英雄、ヒーロー。軍人、でさえもこの作品の世界においては潜在的犯罪者の烙印を押されます。それすら超越した主人公は神でしょうか?否、この世界における犯罪者とは人としてあるべき姿そのものです。当たり前に存在するものであると思います。描き方、表現は過激でモラルを逸脱ですが法に触れてる以外は人の本能として持っていて然るべきものと思うのです。サイコ野郎の戯言、妄言です。
...いかん!ちょっと箸休めだw
ダスオちゃんらしくない!よ~し右腕の暗焔龍に聞いて何かねじ込もう!
「なんかやばいよ~。らしくないことすると息継ぎしないで水入れた洗面器に顔つけて麻雀打ってるみたいだよ~( ゚Д゚)」
「なんや、もうギブかいな。トップレビュアーさん見てみい。みんな同じ想いでレビュー書いとるんやで。われもこの作品レビューしようと思ったのは節目に爪痕残したいんとちゃうんか?」
「そうだよ~。でも…」
「なら、デモもストもあるか!穿ち貫くのが漢やろがい!ごちゃぬかさんとやってみせんか!」
(わしこの前オネエキャラに挑戦したんだがな~。ハートブロークンだわ。)
「...」
自分の右腕に怒られてしまったw寸劇終了
こうでもしないと自我崩壊招くぐらいの思考のドツボにはまるぐらい好きなんですよ~。そういうのもひっくるめて未視聴の方にはぜひ観ていただきたい作品であります。グロいのだめっ!ていうなら残念ですが見ないでください。無理強いはしませんが世界観は知ってもらいたいです。
あ、劇場版はゲームのバイオ2にラブストーリー要素が絡むが感想ですがこの後の劇場版には期待してます。(こんだけかい!って言われそうですがしゃーないもんそういう風にしか思えなかったんです。)
超話題替えw
「テトリスって知ってますか?」憶測ですがゲームというものを絶対しないという方以外なら多分ご承知だと思います。では「TGM3 SHIRASEって知ってますか?」と言ったら「えっ、なんですか?」ではないでしょうか。ゲームへたっぴな私も6分ぐらいのクリア動画見たインパクトは絶大でした。感想はなしよ!単純に人ってスゲーなだけです。(決して人間卒業、神になれておめでとう!とか、お、思ってないんだからねっw)世界って広いのは知ってるつもりになったと思ってでいても自分の尺度で物事をはかるのは危険だと常々肝に銘じております。
またアニメ例えするならレールガンSの御坂妹と布束砥信の会話は常に心に持っておきたいものです。
布束がクローンを表に出すワンシーンです。
感想を言う御坂クローンが最後に呟く
「…世界とはこんなにも眩しいものだったのですね…」
これがターニングになります。
無粋なので説明はしませぬ。
何かを言わないのは何も言わないよりも残念です。色々な場合沈黙は金ですが、あにこれでは、それが自分で稚拙だ。何も変わらないじゃん?と思っても誰かに何かが伝わり考えを覆す起点になると思ってます。原理、原則、経験則が私の基準点ですが若い才能はそんなものを凌駕するものだと思ってます(レビューなんか目じゃねーぜ!あにこれ席捲ぐらい秒殺だわ!ぐらいの人出てきてもらいたいっていう願望ですよ)
「そもそも才能なんてものはな、自分で掘り起こして創り上げるものなんだよ。」
伊東四朗さんのドラマ中の台詞です。(リーハイ2の8話、30分ぐらいから)中略ですが興味ある方はご覧ください。トップレビュアーさんのランナーぶりは下から見上げ「あの人は天才だから」と思ってしまってる方には是非考えてほしいものです。そしてあにこれという場で貴方の些細なレビューやメッセージを述べてもらえれば幸いと思います。
令和を前に貴方に鐘が鳴らんことを祈り、
とりとめない駄文読了に感謝します。
令和元年みんなで楽しみましょうね!