ももも さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
構成要素が噛み合っていない上にクオリティが高くない
主にユーチューブで活躍するCGキャラによるユーチューバー、
バーチャルユーチューバー(以降Vチューバー)が出演することで話題になった本作。
CGキャラが動いているという点から?アニメに分類されていますが、内容はミニコーナーを無節操に詰め込んだコント集?のような感じになっています。gdgd妖精sをイメージするといいです。ウゴウゴルーガにも例えられてます。
現時点(2話)で、構成は2-3分のミニコーナーがひたすら詰め込まれており、その内容はアドリブもあるでしょうが、コント台本主体のようです。
gdgd妖精sのように、フリートーク主体で中の人のパーソナリティが活きるような構成にはなっていません。
最後の数分、お便りコーナーのみフリートークになっているようです。
最近少しだけVユーチューバーにハマっているため、ちょっとだけ期待していたのですが、、、今の評価はこうです。
・ストーリーはない
・作品のメインであろうコントが面白いと思えない
・Vチューバーの売りである内面の個性が、台本主体の作りのせいで殺されている
あまりにひどいのでスタッフ調べました。
監督 - 阿部大護
助監督 - 鎌田大志
構成 - ゆーやん、因幡大佑、ちゃんこ、ふかわげんき、山崎博
監督の阿部氏は、ニコニコ動画の社員さんのようです。
超会議などのイベントをプロデュースしたとのこと。アニメには無縁のようです。
鎌田氏については情報なし。(想像ですが、同じくニコニコの社員で実作業担当?)
構成(脚本)は全てお笑いやラジオの、比較的若手の構成作家のようです。
つまり制作側は、本作をVチューバーによるコント集にしたかったのでしょう。
Vチューバーは言ってしまえば仮想のきぐるみで、ミッキーのように中身が希薄なキャラクタで人気が出ている人もいれば、ふなっしーのように中身が漏れ出ているようなトークが魅力の人もいます。
お笑い芸人ではなく、(良くも悪くも)タレントです。
ここを勘違いしてコント作品を作ってしまったのは、致命的だと思います。
閑話休題。
本作放送前にニコニコ動画で特番をやっていたのですが、そのフリートークのほうが面白かったくらいです。
ここに貼っておきます(´・ω・`)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34454823
・シロさんが猫宮ひなたさんに笑顔で辛辣なことを言って周りが引くというシーンなのですが、1年位前?にモンハンをプレイしながら「弱ってる恐竜って可愛いよねw」と言っていたシロさん、多分今回のセリフは素で出ています。(元々猫宮さんに話題を振るという意図でしょうが、受けきれるかどうかを考えていないw)
・猫宮さんは銃で打ち合いをするFPS系のゲームが異常に上手く、ゆるい外見/喋りと相まって人気となったのですが、他の人とコラボをするととんでもないコミュ障っぷりを発揮します。お笑い適性は0と言っていいです。
シロさんと猫宮さんはこれとは無関係の放送で共演したことがあり、その時は緊張している猫宮さんをシロさんがフォローしていたんだそうで、不仲とかでは無いと思うのですが、シロさんの性格とかから来る相性が猫宮さん的には多分よろしくないのでしょうw
そういう人間関係も含めて、Vチューバーの面白さなんです。
せめてgdgd妖精sのフォーマット丸コピーなら、もうちょいマシだったと思うんだけどなぁ。
はーいっぱい書いた(´・ω・`)