ひとりよねり さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:----
放て、アクセス・フラッシュ!
かなり遅れてあけおめです。にわかアニオタです。
設定はまるっきり洗練されてるけど、原作は特撮ドラマだそうな。リメイクなんちゃってオリジナル。
『キルラキル』のtriggerが放つ作品という事で視聴前から警戒していましたが、やはり高い話題性を得たままの最終回を迎えました。円盤も積んで1万越え。秋アニ一位のゾンビランドサガも頭抜けていますが、いやあ恐るべし恐るべし。
それで肝心の僕の評価ですが、結構辛くつけました。何故かと言いますと、あまりにも長所短所が極端であったと捉えたからです。
それでは、レビューと行きましょう。
【物語】
日常パートの描写はとても現実的で大変良いです。登場人物の仕草や台詞もなかなかリアルで、好感を持てます。
が、戦闘パート。主人公のご都合主義的な戦闘の数々で少し残念でした。キルラキルみたいにこっちもハラハラさせるような、どんでん返しや熱さがないんだ、熱さが(*`Д´)ノ!!!
そして全体的にストーリーも端折り過ぎ。説明不足。
よくよく見たら、いきなり主人公が記憶損失になって、いきなりヒロインの六花ちゃんに好意が芽生える等。(主人公が記憶損失な理由はちゃんと描かれるが、どうして好意を抱いてるかが意味不)様々な考察が絶えません。
僕の中で唯一評価が良かったのは、10話でした。六花様はどうなった?アカネはなんでそんなことやったの?祐太、待って祐太ァアアアアアア......この先は言わないが、波乱の連続だった。11話以降も盛り上がりは良かったんだけど、最終回の畳み方ヨォ..................(。-∀-)
【作画】
全体的に綺麗で、抜群の安定感でした。むしろ後半にいくにつれて躍動感が増していった気がします。絵が若干崩れてんのはあれだ、スピード感を出す為なんだ。作画崩壊って言うなよ。
【声優】
意外と悪くありませんでした。個人的にはアカネの声優さんの演技が一番痺れました。
【音楽】
オープニングは大好きです。全然作品テーマと違和感がありません。
【キャラ】
キルラキルと比べるとキャラに癖がなく、全体的に没入しやすくなっています。しかしその分主人公の存在感が薄くなっています。性格も流子のような熱血な感じがなく、ヒョロヒョロとした感じなせいか。
逆に六花やアカネはヒロインとして、とても現実に沿っている性格なのも相まって物語に臨場感を与える事に成功していると思います。クールで気だるげな六花、優等生に見せかけて作中最大の苦労人であるアカネ。六花ファンとアカネファンが論争を繰り広げるのも納得ですね。もちろんどちらも可愛いですし、良きヒロインですよ本当に。ちなみに僕は六花派です。善きかな六花の下半身...下半身の怪物......ど、同人誌ィィ←バシッ(ノ`△´)ノ
【総評】
現実的なヒロインがより臨場感を与えた特撮ドラマ風アニメ。