Routy さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
平成が終わるまでに見ておきたい見たら止まらなくなる作品
原作未読で恐ろしい子ってフレーズしか知らない
程度の知識で視聴しました。
そしたら
まさかの今で言うところの
主人公最強系の作品でかつスポ根でした。
なぜ主人公が恐ろしいのか?
それは彼女の演技(ガラスの仮面)を
見た者しかわからない。
なぜ主人公が最強系なのか?
{netabare}
一度見た舞台の演技、セリフを完全記憶。
中学学園祭の演劇で脇役なのに頭角をあらわす。
舞台を始めて日が浅いのに天才子役と互角。
後々の芸能ブロ社長を魅了し、ファン第1号になり
援者を獲得。
全国大会にて、本来複数人でやる舞台を1人で演じ、
一般観客投票1位。
脇役で舞台に出るとあまりにも演技がずば抜けているため、主役をくってしまい舞台荒らしと呼ばる。
など主人公の天才さを解説する描写が数多く、それ以降もいろいろと無双する。
ぶっちゃけライバル戦を除いて、だいたいコールド試合感があり、他者を圧倒的に引き離す。
{/netabare}
スポ根と感じた理由
{netabare}
登場人物ではなく登場キャラクターになりきるためのインパクトのある過酷な修行。
天才VS努力。
主人公とライバルの対決がひたすら熱い。
主人公とライバルとの協力(共演)。
ずっとお互いの演技を認め尊敬し続ける。
その結果、終盤に舞台外の戦い(取っ組み合い)がある
{/netabare}
そしてなにより、声優の方々の演技力に感動。
物語の構成上、演目が変わるごとに過酷な修行をする場合や演技に対する葛藤等があるおかげで
自然に視聴者が求めるレベルが高くなってしまう。
そういって積みあげられた壁を乗り越えて声をあてているんだなーと思うとまさしく恐れ多い。
話数が進むにしたがって、声優の方々も経験値を得て紅天女になっていくという見方もできて趣深い。
(まあ、声優の方々は元から実績のある人達だけれど)