うにおいくら さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
流石は水島努監督
第二次世界大戦で活躍した大日本帝国陸海軍機を乗り回す女の子たちの話。
監督は水島努監督。
この監督『ガールズ&パンツァー』・『SHIROBAKO』の監督でもあるのだが、この話を見て『SHIROBAKO』の中で出て来た劇中作「第三飛行少女隊」を思い出したのは私だけではないだろう。もっともあれはレシプロ機ではなくジェット機だったが……。
ちなみにオウニ商会のマダムとサネアツは矢島晶子と藤原啓治であるが、この二人は言わずと知れたクレヨンしんちゃんの旧しんのすけと旧ひろしである。もちろん水島努監督は劇場版でこのアニメの監督などでかかわっている。この二人の会話を見てにやけた人もいたのではないか?
それにしてもこの監督は戦車だけでは飽き足らず、戦闘機までアニメにしたか……是非とも次は戦艦でお願いしたい。
第一話の戦闘シーンは迫力があった。3Dでの映像も『蒼き鋼のアルペジオ』以降見慣れて来た感もあり違和感もあまり感じない。
しかしだ、はっきり言って空戦シーン以外はどうでも良いアニメだ。
それしか見るところはないが、それでも十分おつりがくるアニメだった。
オジサンは最後まで楽しめたが、旧日本軍の戦闘機に全く興味のない人間には全く面白くないアニメかもしれない。
また空戦で撃墜されたシーンはあっても人が死ぬシーンはない。純粋に空戦をゲーム感覚で見られるようになっている。