ニワカオヤジ さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
初めて見たけど、切ない。
2018年末に初めて見ました。
本作はSFアニメの最高峰と評価されていることが多いようですが、どちらかと言うと「バカSF」の最高峰かと思います。
(バカSFは、一つの科学的理論を突き詰めまくって、他の理論や物語が破綻してようがお構いなしのSFということで、褒め言葉です)
しかし、今見るとさすがにSF理論も使い古されたもので、わざわざ見るべき作品とまでは感じませんでした。
{netabare}「ウラシマ効果」が引き起こす悲哀が主なSF的テーマですが、それにしてもウラシマ効果を多用し過ぎている気がします。{/netabare}
最終話で、{netabare}1万2千年も時間がずれたのはバスターマシン爆縮により発生したブラックホールの事象の地平線に捕らわれたためらしいですが、そもそも宇宙怪獣の本拠地とされる銀河の中心いて座A*は、巨大ブラックホールがあるので、
・ブラックホール内に宇宙怪獣が生息している場合、自身が外に出ることができない or 出られたとしても何万年もかかる
・ブラックホールの周辺に生息している場合、超重力により進化が非常に早く進むはずで、銀河の中心が生成されて100億年も経っているのでとっくに滅んでいるはずである
ということで、銀河の外れにある地球には何ら影響がないはずでは?と考えてしまいました。{/netabare}
まあそんなことは考えずに熱血アニメとして面白ければ良いんだとは思います。
・以下、切ない理由ですがエロネタでちょっとだけ閲覧注意です。
女の子の裸がやたらと出てきますが、おっ○いの形が80年代風で、エロさは全く感じられませんでした。それよりも、漫画雑誌(80年前後のコロコロやジャンプ)によくあったお色気マンガを、親の目を盗んで読んでいた自分を思い出して切ない気分に…(>_<)