snow さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アニメはずいぶん良かったよ<58>
原作は、ワンアイデアで始めて物語の進展とともに陳腐化して「いつもの展開」に落ちていくなろう系の宿痾からは逃れられてはいないけど、アニメはその序盤のストロングポイントを重厚に仕上げてずいぶんと印象が良かった。
1クールで終わっておけば失速の印象も薄かっただろうけど、よくばり2クールではさすがに多くの人に失速の印象を残してしまった様子。
敵対キャラが頭悪すぎとかあるけど、自分としてはラフタリアとの関係が体が大きくなるまでの恩を与えたところから発展する様子を描写できなかった辺りかな、と。
関係性がそれほど綿密じゃないからフィーロが加わるとラフタリアの影が薄くなり、わりとのんきな異世界パーティーになってしまった印象。
3人になっても疑似家族的な関係性を描ければね、子はかすがいとか。
この先はこんな展開なんで特に2期は望まないけど、アニメの力の入り方からあるような気がするにゃー
聞いて気づいた<67>
15話まで視聴。
{netabare}
ラフタリアに殺しの意思を持たせない軟弱改変はありつつも、作品に影を与えるマイナスエピソードもここらで打ち止め。
以後ファンタジーバトル物へと。
アニメ作品としては深みが残ってるうちにうまくまとめて価値を高めてほしいところ。
{/netabare}
ラフタリアちゃん、ラフタリアちゃんと連呼されてたせいで
「このぐらいの長い呼び名だと略称つくよなー、アーデルハイドならハイジ、ヒルデガルドならヒルダ、キャサリンならキャシー塚本」
ということが気になった。日本語独自の"ちゃん"がついてるから余計に。
文字で読んでるときには気が付かなかったじぇ。
時よ止まれ汝は美しい<70>
4話まで視聴。
いい最終回だった。
{netabare}
次回からのんきな仲間も増えて、ガクッと落ちるわけじゃないけど徐々に主人公周りの状況が改善に向かってくので、ある意味ここがピークかもにゃー。
{/netabare}
横の勇者は焼け太り<62>
1話視聴。
1時間枠と知らずに観てたので、冒頭30分ではいつもの苦労なしメス付き異世界転生っぽく終わりそうになり、原作知ってると書くこと全部ネタバレになるなぁと思ってたらちゃんと落ちぶれるところまでやって一安心。
初回のデキはよく、展開的に転調もあり、甘さの代償を払って渋みを得た主人公。
好感を得られる見せ方ができてたんじゃないでしょうか。
{netabare}
コミカライズだともう他の勇者より強くなり悪名は払拭されて唯一の頼れる勇者的な認められ方してるんで、普通のファンタジーバトル物になっちゃってるのねん。
でも、アニメでやる分くらいだと塗炭の苦労を舐めて這い上がるところだから、ストーリー的にも見応えがあるんじゃないだろうか。
{/netabare}
てな訳で、期待できそう。