たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
TV版より圧倒的にグロイ
この時代の少年ジャンプは結構な血みどろ具合である。今も血みどろだが、劇画じゃないのでグロテスクさが薄い。
冒頭から核爆弾のキノコ雲から始まり、荒廃した未来社会が描かれているが
同じ日本人としてアメリカに核攻撃を受けた国が作ったとは思えないほどのんきな設定ではある。広島や長崎の人はこのアニメを当時どう見たのだろう。。
まさにアメリカ並みの素っ頓狂さであり、あの国は原爆を落とした当時、アトミック(原子力)ブームと言われるほど、原子力爆弾が戦争を終わらせたということで舞い上がった。アトミックハウス、アトミックソング、アトミックリングなどありとあらゆる消費物にして賞賛して、しかも放射能による被爆はまだアメリカ人のほとんどが知らなかったのである。。
とまあ、そんなことはさておき、今だったら普通は大体こういう設定に待ったがかかるはずだが、いろんな意味で規制の緩い昭和の感じがする。
小学生時代に観たときはあまりのグロさに途中で変えて、ドラゴンボールや聖闘士星矢の方が好きだったことを思い出したりする(笑)