※アニをた獣医師 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
桜と士郎の決意を胸に。
まず一言。最高だった。色んな意味で。
作画、物語、演技、演出、全てが美しく良かった。
痺れたの久しぶりです!映像を見たとき、電流はしったかのように高ぶりました。
色んな意味で興奮もしました(笑)
これはfateの他ルートを全て知った上で見ることがおすすめです!
演技もpv以上に痺れた。
以下はネタバレ。
{netabare}
これは間洞桜と衛宮士郎の汚れた物語。汚されたと自負する彼女が救いを求め、シロウは自身の考えを改め見直し、彼女を救うためには世界さえ…という決意を胸にし奮闘するお話。
まず。
桜。彼女は間洞家に養子に出され、魔術を教え込まれ、そして精神を壊され体を汚され、目的さえなかった彼女の救いがシロウという男。彼と一緒にいるということが彼女の願い。
士郎。ヒーローになりたい。世界を救いたいと望む青年だった。彼は決意を胸に桜を救うヒーローになると決意する。全てを救うのではない。ただ、桜だけのヒーローになると誓う。
凛。桜のお姉ちゃん。いろいろ思うことがあるだろう。かわいい妹が養子に出され、色々されていたのだから。そんな感情を圧し殺し奮闘していたが、彼女も桜を救いたいのだろう。
イリヤ。シロウのお姉ちゃん(3章で絶対重要なとこ)。
キリツグとシロウの関係者です。桜のことを全て知っているかのような彼女。彼女の存在はここからが重要
藤ねえ。彼女の言葉に桜とイリヤは心打たれただろう。キリツグとシロウを知る彼女は思うところがありそう。さくらは彼女に救われたところもあるかも。
見所。
戦闘シーン。バーサーカーとセイバー。圧巻されました。この作画や演出は劇場版だからこそでしょう!
宝具連発のセイバーに何度も生き返るバーサーカー。
すごいです!
アーチャーの意志。彼は言ってしまえばシロウの果てです。ですが、ここでのシロウはイリヤの手を離さず、世界ではなく桜を救うと決意したので別人ですかね? そんな選択をしたシロウに全てを託します。
ライダーの目的。彼女の目的は桜が生きること。それには手段を選ばない。シロウの決意を知りながら桜のやっていること、桜の意志を知っている。彼女は3章でどう動くでしょうか?
桜の願い。先輩と、シロウと一緒にいること。それだけを望む。
士郎の望み。桜を救うこと。
二人の望みを知った上で、桜を殺すようにじじいに言われて、実行しようとする場面。ここのシロウの決意は最高でした。桜も知っていてそれを覚悟していたのに、シロウが、エミヤシロウというものを裏切る。それを知った桜の涙…尊い…
そして。
エッチな桜。
私、処女じゃないんです。この台詞、聞いてしまった
桜とシロウのラブラブ。最高でした!
エッチな桜、最高でした!
ただ、この言葉。桜にどれだけの葛藤があったのだろうか。もし、シロウが少しでも表情を曇らせたり、言葉につまっていたら、彼女はシロウを非難したりはしないだろう。でも、桜はきっといなくなっていたと思う。ぞれほどまでに彼女のこの言葉には重みがあり、想いがあった言葉だったんだろう。
その言葉を、何一つ取り零さないシロウには感謝しかありません。
ギルの言葉。彼は桜に、死んでおけといっていた。その答えが、桜が聖杯の黒い中身だと知っていたから。彼は最後まで慢心していたのかな?慢心してこそのギルだが、予想を超えていただろう。
最後に黒桜。覚醒がすごかった。
3章に繋がる。どうなるか?
{/netabare}