天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
もっと私的アニメ感想簿56
「(ピンポ~ン)ごめんくださいませ、あにこれ家政婦紹介所からきました。ごめんくださいませ~」
という事で(何が)家政婦として雇われた市原悦子が、物陰から覗き見して「あらやだ」のセリフを言う作品・・・って、違う(汗)
TVを見てたら市原悦子さんが亡くなられたというニュースが流れてびっくりしました。
市原悦子さんと言えば、やはり「家政婦は見た」と「日本昔ばなし」が思い浮かびますね。
その「日本昔ばなし」ですが、この作品は劇場版作品です。
1982年3月30日公開春の「東映まんがまつり」の1作品なんですが、他の「日本昔ばなし」の作品と違い、劇場用として製作されたました。
なお、同時上映作品は以下の通りです。
※世界名作童話 アラジンと魔法のランプ
※大戦隊ゴーグルV
※あさりちゃん愛のメルヘン少女(劇場公開後、53話としてTVで放映)
メインの作品を除き、TV作品を再編集する事が多い、この手のまんがまつりにしては珍しく、全て劇場用に製作された作品なんですね。
内容は、ほらふきの天狗が怪力のこぶ天狗と闘うはめになる「ほらふき天狗」と、老夫婦に拾われた猫が恩を返すため美しい人間の娘に化けて客を集める「おけさねこ」の2編です。
とにかくこの作品は、市原悦子さんと常田富士男の語り口によるものが大きい アニメでした。
ご冥福をお祈りいたします。