じょせふん さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
終わり良ければ全て良し。
【視聴日時】
初回 2019年 1月11日~2月2日
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初代から好きで懐古厨な所もあり、敬遠してましたが映画版「ブロリー」を観るために鑑賞。楽しみにしてたのですが。。。
【物語 3.5】
GTは無いことになって、ブウ戦後のストーリー。
初代の物語の要素をオマージュした場面もあり、
・力の大会 vsジレン戦にて
悟空「べジータ、いくぞ!」
べジ「俺に指図するなぁ!」
劇場版メタルクウラでのセリフ
フリーザ「お前は俺に殺されるべきなんだ!」
ナメック星での vs悟空でのセリフ
こう言ったセリフが再び聞けたのは、感動しました。ただオマージュや復刻のような手法は、良い手法なんだがそこは『超』のオリジナリティーも見たかったとも思います。
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★
ビルス編&フリーザ編
{netabare} 27話まで(ビルス編&フリーザ編)は映画を観ていれば十分。ただ映画の出来も微妙なのでそこまでして見る価値は無いです。
・vsビルス
新作が始まったと言うワクワク感もあったが、後半は長ったらしいだけの戦い。映画の方だけ見てれば良いです
・vsフリーザ
悟空のかませ犬と油断、フリーザの急な弱体化、べジータの短すぎる活躍、時間を戻すご都合主義
アニメも映画も酷いので、観る価値は無いと思います。{/netabare}
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★★
宇宙一武道会
{netabare} ・28話から(宇宙一武道会編)
ヒット戦はまだ面白い要素もありましたが、第6宇宙の新キャラにはそこまで魅力は感じられませんでした。27話以前に比べるとワクワクする展開もあり、まだ楽しめる部分もありました{/netabare}
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★★
未来トランクス編
{netabare}・47話から(未来のトランクス編)
新たな敵の登場に加え、ストーリーの展開、バトルの演出が過去の46話分とは明らかに違ってます。最初のvsザマス&ブラックとの戦闘は、フィールドを広く使い、戦いに緊迫感を感じられました。
ただその戦闘の中で、なぜ無理矢理 ギャグをねじ込むのか。ねじ込むにしても面白くもないギャグを入れて何がしたいのか。
そしてザマスの大チョンボ。不死身でないザマスとゴクウブラックが合体してしまい、自ら弱体化。しかもベジットの不意打ち。全王様のおかげで終わり。残念な終わり方でした
この作品はなぜ敵自ら弱くなる道を選ぶのか{/netabare}
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★★★★
力の大会編
{netabare}フリーザ様がデレたり、裏切りそうで裏切らない所は面白かった所もありましたが、敵キャラクターに魅力のある人物がおらず、途中見るのが辛かったこともありました。
第三宇宙との対戦ではGTのオマージュを感じました。メンバーのロボの1体がギルの雰囲気。パパロニと合体した姿アミラーダが邪悪龍。そのアミラーダに止めをさしたのはGTで敵として登場した17号。勝手な妄想ですが、裏の設定が見えて楽しめました。
17号があれだけ重要な役割だったとは思いませんでした。人造人間が人間臭くなって、ようやく仲間になった。そう感じられた
vsジレン戦は、「これぞドラゴンボール」と言う感じがしましたね。最終回付近は熱かった! 見入ってしまう場面が数々あり、かつて戦ったフリーザと17号と悟空が強力して勝利するシーンは胸が熱くなりました。{/netabare}
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【作画 2.5】
この作品 一番大きな問題点は、やっぱり作画だと思います。基本的にこの作品における作画はずっと悪い印象がありますが、たまに魅力的な画になって、また酷い作画が続く。
基本的に悪い意味で作画が安定しており、大事な場面や戦闘では安定してほしい所でも、繰り返し発生してしまったり、脚本は良いところもあるのに、作画のせいで作品を台無しにしてしまってると思います。本当に残念です。
ただ力の大会編は感動すらしました。vsジレン戦はまるで映画並みの作画でのめり込みました。綺麗で迫力あるシーンが多かったです。
【声優 4.0】
悟空の野沢雅子さんを始め、過去の作品に引き続き魅力的な声優さん達が起用されております。
気になった所
・序盤での界王様の声優・八奈見乗児さん。
あの界王様の声をまた聞けて非常に嬉しかったのですが、ご年齢と言うこともあり、以前のような調子は無く聞いてて少し心配になりました
・第十一宇宙、ディスポ役の島田敏の戦闘シーンでの声。かなりふざけてて面白かったです
・力の大会編での声優さん達が非常に良かった。ベテランの声優さんが多いなかで、野沢さんや堀川さん等 あれだけ叫び声を上げ続け、演技をしてくれた声優さん達のおかげで、力の大会編は非常に楽しめました。
【音楽 2.5】
初代の曲調をオマージュしてる部分は感じました。耳に残る曲はありましたが、曲としての評価としてはそこまでではありませんでした。
【キャラ 3.0】
魅力のないキャラクターが居ないのでは無いかと言うくらい魅力のあるキャラクターばかりです。初代から大好きです
・サイヤ人以降について
{netabare} レッド(幼くなって赤くなっただけ)
ブルー(青くなっただけ)
極意(目がシルバー、恐らく悟飯のスーパー状態のオマージュ)
レッドはなぜこんなデザインになってしまったんだろう。超の新しさを感じれる重要な所で、新しいものを見たかったのに見た目は、ただ若くなって細くなっただけでショボく感じてしまった。
ブルーや極意はカッコ良さは感じれますが、見た目は別に大した変わり様もない。GTのサイヤ人4くらい突き抜けた方がまだ面白いと思いました。{/netabare}
・新キャラについて
{netabare} これと言って魅力的なキャラクターはいませんでした。新たな敵キャラも似たような見た目で面白味もありません。
ジレンのように強いキャラが居たとしても、見た目の魅力がなく、逆に気持ち悪い。強さはもちろん魅力の一つですが、見た目はそれ以上に重要なんだと改めて思いました。
結局ジレンの強さの理由は何だったのか。過去を背負って最強とまでなったが、結局 過去の悲惨な事があった事がわかっただけで、能力などは謎のままでよくわかりませんでした。
・シリーズ敵キャラの特徴
ビルス様(特徴なし・ウサギ?イヌ?)
フリーザ(再登場、金色でパワーアップ)
ザマス&ゴクウブラック(両方 使い回し)
フロスト(フリーザの使い回し)
キャベ(体が細すぎる)
ヒット(特徴なし・声優さんのおかげ)
カリフラ(見た目も酷いが、性格が特に見てて胸糞悪い)
ケイル(ブロリー女版・使い回し)
ジレン(最強ではあるが、宇宙人のグレイのような見た目)
第三宇宙チーム(GTでのギルや邪悪龍のオマージュ){/netabare}
以上は個人的な感想ですが、結局 敵にしても味方にしても、フリーザ様やブロリーなど過去に出来上がったものには勝てない。ただ「終わり良ければ全て良し」ジレンを倒した時は観れて良かったと思えたので、なんだかんだいい作品だったと思います。