退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
スケール小さいSFロボットアニメ
コードギアス、プラネテスなどのSFアニメを手掛けてきた谷口五郎監督の最新作。日本で一番有名なVFX制作会社である白組が全編3DCGで制作。
作画に関しては、やはり2Dアニメ調の3DCGは人物の動きや表情がまだまだぎこちない。最近3DCGのアニメが増えてきたけどまだまだ発展途上かな。戦闘シーンは滑らかで3DCGの本領発揮。
スクランブル交差点中心?で渋谷の半径1キロ以内が300年後の未来に飛ばされ、そこで5人の少年少女が謎の敵とロボット使って戦うという設定。
無限のリヴァイアスみたいな閉鎖空間での群像劇ものではなく、特定のキャラに焦点を当てたふつうのSFロボットアニメ。昼間平日の渋谷だから数万人規模で未来に飛ばされたんだろうけど、暴動とかほとんど起こらないし、インフラ関係も未来の超技術で何とかなっちゃうためパニック要素はゼロ。ハロウィーンのときのリアル渋谷のほうが治安悪いんじゃね?ってくらい平和。
なんかいろいろ設定が甘いせいなのか、渋谷が300年後の未来に転送される必然性が感じられない。制作者が渋谷を未来に飛ばした作品作りたかっただけなように感じた。敵もその敵と戦う未来人の組織も、もっと上手いやり方あるだろとツッコまずにいられないような展開が続く。
ある程度のご都合主義は仕方ないにしても、もっと脚本は練ってほしかった……。
主人公は中2病拗らせたようなDQNで、話が進むほどイキリ度が上がってくので見てて面白い。
最後は一応綺麗に終わるんだけど、なんか続編あるっぽい終わり方でスッキリしない。B:The Beginningみたいに視聴数次第で、続編あるのかななんて思ってたら、revisions next stageとかいうスマホゲーが配信予定で、アニメを序章とした、その後の世界を描いたストーリーが展開されるらしい。だからネクソンが制作に関わってたのね。これまさか続きはスマホゲーで!みたいな感じなのかな。だとしたら最悪な続編の仕方だなと思いました。
これ見るためにNetflix加入したけど、別にテレビ放送で良かったです。